SAKURA'S STUDY DIARY

さくらのきままな毎日

一日一読一書

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戸惑うけど、気持ちも分かる 2004年10月21日(木)
ブリカンで図書館を利用中、スリランカの人に日本語で声をかけられた。彼は、こちらには出稼ぎできているという。日本語はスリランカで習い、ひらがなも書ける。そして、是非、日本語を忘れたくないから友達になって欲しいと言われた。

ナンパ目的なら、もちろんそんなの無視するけど。
でも、彼は私の名前をひらがなで書き取るほどの日本語の能力を持っているし、スリランカで日本人の友達が出来て、それで日本語を習い始めたという親日家らしい。この国で、日本人を見かける事なんて滅多にないから、私を見た瞬間に「日本人だ!」と思って声をかけたそうだ。

だから、メアドを交換した。

そうしたら、それから毎日、メールが届く(ローマ字な日本語で)。
彼は、本当に日本人に会えたことが嬉しかったのだと思うけど。
反面、その熱烈ぶりに戸惑ってる。

私はめっちゃ気軽な気持ちでメアドを交換したわけだ。
たまにお茶するくらいだったら全然構わないし。
でも、彼はもっと上を期待している。私から、日本語を学びたい。彼がスリランカにいた時の日本人の友達(男)のように付き合いたい。毎日メール攻撃で、返事がないと、「どうしたの?」と来る。

正直、ここまでひっきりなし(会えた直後の一時的なハイ状態かもしれないけど)だと、ちょっと厳しい。どこまで相手をしてやったらいいのか、わかんない。できれば、こっちにも都合があるって分かって欲しいんだけど……。私は特にマイペースだから、自分の時間を邪魔されるのが人より気になるだけかも知れないけど、でも、ちょっと、ね。

もちろん、友達になりたくないんだったら、簡単に断れるよ。
でも、私もUKキチガイだから、何となくその心うちがわかるんだ。それに、まだ良く知りもしないうちから関係を切るっていうのは、可能性の断絶になるから嫌だし。
だから、自分で出来る範囲内で、彼の期待に応えようと思っている。そう思っていても、自分の出来ることは、彼の期待より明らかに小さいのだ。彼の過大な期待が重いんだ。だから、かえって、会うのを躊躇してしまう。

国によって、人との距離の取り方って様々だし。
難しいわ。人付き合いって。

 


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