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SAKURA'S STUDY DIARY
さくらのきままな毎日 一日一読一書 A reading and a writing for a day
油の国では、全く、羊を見ない。 砂の国では、車がびゅんびゅん走る橋の上を羊の群をつれたおじさんが歩いていたのに(→羊を売りに町の中の住宅地まで行くため)。 地の国では、外資系スーパーの駐車場にテントが張られ、生きた「羊売り場」があったのに(→持って帰って当日まで飼っておく)。 酒も飲めぬこの国で、犠牲祭用の羊を見ない。 いくら普段の羊肉を海の向こうから持ってくる国でも、大事な行事の時くらい、どこからともなく羊が現れてみんなお家に連れて帰って、各家庭でお料理するのだと思っていたのだけど。 やっぱ、便利な生活に慣れちゃうと、お家で捌くのはきついのかしら。 それとも、完全に砂漠だと羊は育てられないのかしら。 いずれにしても。 お国変われば同じ行事でも見える風景は違うものなのね。
AOISAKURA
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