SAKURA'S STUDY DIARY

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靖国問題 2005年05月23日(月)
個人の信念と国家としての行動ってのは違うって、どうしてわからないんだろうね、小泉さんは。

私は別に、個人が靖国神社に毎日詣でようが、A級戦犯を崇拝しようが、またその逆に、徹底的に第二次世界大戦の日本の罪を糾弾しようが、暴力的でなく、他人に迷惑をかけないのだったら、全然構わないんだけど。
それが、国としての行動となるなら、また別なんだと思うのよね。

中国のようにですよ。
首相の行動、もしくはタイムリーに言うならば副首相の行動が、明らかに「国の意思」である国、ひょっとしたら民意すら国家にコントロールされ得る国ならば、小泉首相の個人的な信念ですら、日本の国家国民の総意であると理解するのは容易でしょうに。
でもさ、靖国問題って、絶対小泉さん個人の拘りでしかないと思う。

靖国問題は、小泉個人が参拝するかどうかというではなくて、日本の首相が参拝するかといという問題でしょう。だから、小泉さんがどーしても靖国神社に行きたくて、それで首相という身分が厄介事を引き起こすならば、首相なんて辞めて行けばいいじゃない。一国家の首相なんだからさ、我慢するって事も大事でしょうに。

個人の信念を貫いて、日本国全体の利益が損なわれたらどう責任をとるんだろう。
1人の人間なのだから、公人、私人の区別ってつけにくいのはわかるけど、自分の信念=国家の信念でないことくらい、どんなお馬鹿さんでもわかりそうだけど?
「日本の首相は靖国神社に参拝しなければならない」なんて主張している日本人が、一体どの程度いるっていうのかしらね? そんなことより、今の日本人の抱えている問題(年金、少子化、経済その他諸々)に取り組んでくれなくちゃ困るんだけど。

しかし、あの人って、本当にワガママ。郵政民営化といい、首相であるなら何でも自分の思い通りになると思ってる節がミエミエで嫌。

  


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