2004年06月27日(日)
「襷をかけ手を振っておりますのは、木枯らし紋次郎でおなじみの中村敦夫、本人でございます!」
烏丸三条(からすまさんじょう)の交差点付近にさしかかるとそんな声が聞こえた。 中村敦夫の後ろ姿を見るような位置を歩いていたため、正面から顔を拝めなかったが「手を振る紋次郎」の背面を見た。 テレビから想像していた中村敦夫はもっと大柄のガッシリした体格の人。 しかし実物は全体的にとても細〜い。 驚いた。
先週、今週と『新選組!』前半のクライマックスだ。 芹沢鴨こと佐藤浩市、アンタはサイコーだよ!! もう言葉がないね。
近藤勇を”鬼”にしたのは土方達の策よりも鴨の散る決意だな。 その決意を感じ取った勇は、鴨の散り際をお膳立てする覚悟が出来たんだな。 あくまでもドラマでの話、史実は知らないよ。
昼間は京都文化博物館にて開催中の新選組展を見てきたんだ。 近藤勇の書簡とか土方歳三の家系図とか沖田総司の年賀状とか、いろいろ隊士の資料があったけど、芹沢鴨のはない。 幕末に咲いたあだ花中のあだ花、鴨。 後世に何を残して散ったのか。
ドラマの方はどんどん面白くなっている。こうなってくると本当に視聴率なんてどうでもいいことに思える。 史実がどうだこうだは関係ない。ドラマを見ているんだから。
映画『壬生義士伝』(滝田洋二郎監督)の中では”悪人ではないが俗物”となっている近藤勇も、大河ドラマの中ではまた違った描かれ方でいいではないか。 大河の方はどの役者もいい味出している中、主役の香取慎吾だけがちょーーーーっと、どうかしら??って感じ、残念ながら・・・・。 現代劇ではもっと上手いのに、時代劇となるとちょーーーーーっと見劣りする感じ、残念ながら・・・・。 でも面白いよ、新選組!
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