ついに年少の一年間が終了しました。 本日修了日で、保護者会とお楽しみ会に行ってきたよ。
保護者会は、園長副園長からお話があったり、 役員から挨拶があったりって感じでした。
辛かったのがお楽しみ会。
行ったときにはすでに息子は加配の先生に抱っこされてて。 甘えてるんじゃなくて、脱走防止にね…
皆座って、お歌歌ったり、手振りを加えてみたりしてるんですが、 息子はダメだった。 隙あらば席を立とうとするし脱走しようとする。
隣りの広い部屋に移って、皆でダンスするときも テンションあがりすぎて走り回ったり脇に積んである大型積み木に登ったり。
また教室に戻ってお話しを聞くときも、 先生のほうを向かずにあっちこっち向いたりしてて。 必死に膝の上に座らせてホールドしてたけど、 堪えきれず涙が出た。
もうちょっと出来ると思ってたんだけどなあ… これじゃ1学期の初めのころと、何ら変わりがないじゃないか。
お楽しみ会終了後、ほかの子は親と先生と写真撮ったりしてるのに 息子は小雨の降る園庭に出て行って水たまりに入って行っちゃったよ。 私だけで手短に先生にご挨拶するのが精いっぱいだった。
辛かった。本当に辛かった。
来年度の1学期、バス通園を一度止めたいと思って (どうせまた早帰りで私が迎えに行くことになるだろうから。 片道使うだけでもバス代かかるから、正直無駄なんだよね…) 事務室に行ったら発達心理士の先生に久々にお会いできて、 お話ししているうちに号泣してしまったよ。 そのまま相談室コースでした。orz 情けない。
普段はさ、ちゃんと見てると思うの。 人と比べたりしないで、息子の良いところとかちょっとした成長とか、 そういうことを見てると思う。 自分で言うのも何だけど、きちんとできてると思うの。
でもやっぱり定型発達児の集団にいる息子を見るのは辛いし切ない。 わーっ!ってなる。 今日は無意識に期待しすぎてたのかもしれないけど。 それがなくてもやっぱり辛いんだろうな。
この先どうなるんですかねえ、と答えがないことを訊いたときに
「どうなるかはわからないけれど、 少しずつ頑張って成長していって、就労できればいいんですよ」
みたいなことを言われたけれど、 この手の子たちは就労が死活問題なんだよね。 もちろん定型発達児だって最終目標は就労(就職)なんだけれど、 なんかさ、違うじゃん。普通は。 学校行って勉強して、部活もしたりして、 「学生」を満喫して、そして就職じゃないですか。
でも非定型児は違うんだよ。 「学生」を満喫する期間なんかない。 「就労」を一つのゴールとして、すべてはそこに向かうため、 逆算して「今」を考えなきゃいけない。 その逆算して考える過程の中で、 例えば「大学受験して、合格して、学生生活を送る」なんてことは 最初から含まれていないんだ。 まあ、知能に問題のない子以外は、 そもそも高等教育を受ける力がないだろうから、 はじかれて当然の未来なのかもしれないけどさ…
ひとしきり泣いて(本当に泣いた)少しは落ち着いたし、 先生とお話しできてよかったけれど、気が晴れない。 夜に焼いたシフォンはいままでで一番ひどい出来で、 まったく美味しくなかったので処分してしまった。 いろいろとレシピから外れて実験したのもよくなかったんだけど、 泣きっ面に蜂って言うかなんて言うか。いや自分のせいだけど。
旦那も仕事関係で、ちょっと落ち込んで帰宅してきたし。 青嵐家的には大変よろしくない一日でした。 無事に年少を終えられて、めでたいはずなのにね。
いつか、健常児集団にいる息子を見ても、 こんなふうに辛い思いをしないで済むようになるんだろうか。 (ならないだろうなあ)
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