過敏
昨夜眠りかけた頃、ふと感じるものがあって
目が覚めた。
その直後、突き上げるような波が来た。

開けたくなかった目を無理に開けて、暗闇を凝視した。
だれかいる だれもいない 会いにきてくれたの
そんなことはない

過敏になると、いつも感じないモノを感じる。
悲しい 悲しい 悲しい と呆けたように
呟き続けたせいかもしれない。

ヤマにメールを出した。
最初はオチャラケてテンション高く書いていたのに
気が緩んだ。
今の私は、本当はこうなんだよと、書きたくなった。
で、ダラダラ書いた。

親に移動することを電話した。
 オマエは行く先々で、ろくな目にあわないな・・・
 でも今はどん底だから、これからはよくなるぞ。
 
私は、どん底にいたらしい。
知らなかった。

どん底だと自分が思っても、まだ本当の底は見えてない。
思わなくなって感じなくなった時が、本物かもしれない。
だから、まだ大丈夫だ。

あの目覚めの瞬間も、恐怖は無かった。
過敏になった時の症状だと知っている。


 

2004年11月22日(月)

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