2つ目のストラップ
新しいストラップが届いた。
彼と一緒に探し、彼が決めた。
前のストラップは私の好みで決めたから、今度は彼に選んでもらった。
片方だけのままじゃ、やはり寂しい。
彼が今度来るまで、チェストへ。
色違いの携帯電話に同じストラップ。
恋人たちにとっては、ありふれた光景かもしれない。
よくあることかもしれないね。
それでいいよ。
彼と私には、特別だから。
彼は風邪が悪化して、本当につらそう。
往復4時間かかる場所での仕事。
突然のSOSに応えてあげられない。
すぐに部屋を探して。すぐに来て。
よほど苦しいのだろうと探した。
だけど今すぐに、動けないのは私だった。
ごめんね。
飛んで行きたいのに、行けない今が歯がゆい。
2005年11月16日(水)
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