プープーの罠
2003年11月08日(土)

創造性

Buffalo Daughterのライブ見てきた。
均等に みっしり と人が詰まっていて理想的。
客のノリは蠢いている、といった感じで
虫が涌いてるみたい。

ステージはなかなか。
Metalchicksの方が より好み。
2ピースであれだけヘヴィーな音ができるのね。
メインBuffalo Daughterの方は、
正式メンバーじゃないみたいですが
ドラムプレイがヨカッタですわー。
でも思ったほどの「音に潰される」感が味わえなかったのは
ミキサーの音が出てなかったせい
だけですかね。

ところでVJというか、
水を使ったリアルタイム映像を
ステージに映写していまして。

円形の丸い回転台に水を張って
油性のカラーインクとか水溶液とか
ポタポタ落として
それをストローで吹いたり
かき回したり。

まず色が赤、黄、青という
何の工夫もないあたりでイラッとくるわけで
特に液体で 赤 原色ってのは
もろ 血 な感じで
不気味ですし、
色が混ざったところでマーブルというか
当たり前に真っ黒なんですよ。
せめて同系色にまとめるとか
水槽を何段か重ねてレイヤーにするとか
ちょっとアタマ使いなさいよ。
とか思うわけですよ。

そしてストローで吹くと
だ液っぽいモヤモヤがステージいっぱいに広がり
変な不純物が浮いていて

かなり不愉快で
だんだんステージを見てるのが
苦痛になりました。

私は クリエイターぶった人 というのが
何よりもキライでして
それに関してかなり心が狭いんです。

ハラの奥底


ライブ終わった後、飲み会に合流。
お馴染みの3人と
初めて会う人2人。

 恋愛がどうとか以前に
 友達も家族も仕事も
 対人関係すべてにおいて
 極端に 関わることを避けてる?

あぁそういえばそうだ。

初対面の人に指摘され気付く。
初対面だからだ。
私は知らない人にしか話せない。

しかし話していくうちに
彼女がどうやら別のつながりの
「面識のない知人」その人であるっぽく、
つまり初対面でありながら
実はお互い知っている人で
向こうは気付いていないようでしたが
無駄にいろいろぶっちゃけてしまったからには
そんなことは言えるわけもなく
私はまた隠し事をするハメになってしまい、
思い掛けず世界は狭い。

 ありのままを受けとめてくれる
 相手に出会えればいい

と、それが望んで叶うものならば
悩みなんてありませんて。
しかし彼女達の話を聞いていると
その一種の 開き直り に近い 強さ に
強気でいてもいいんじゃないかと思い
何より 彼にはそれが出来そうな気が

まぁこれはある意味 ス テ イ タ ス
を求めるより難易なことですが

理解者が欲しいのではなく
彼に理解して欲しい

自分でも理解できてない自分を?


彼からメールを受信
朝4時

いってらっしゃい と背中を押され
酔ってクダを巻いているみんなに手を振り
私は腹を括る。
胃の中でスピリッツがぐるぐる回る。

告白しなければいけない時です。
この場合の意味は
カ ミ ン グ ア ウ ト




覚悟がつけられません。

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「プープーの罠」 written by 浅田

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