プープーの罠
2003年11月09日(日)

指先

『日の出を見ませんか?』

ということで、
葛西へ向かう電車に乗る。
新宿を出たときの暗闇の空は
海が見える頃にはすでに白けて
間に合わなかったというか

出なかった

そんな感じで
朝から夕方のような天気。

目的もなく電車に乗り
目的もなく電車を下り
手ェつないで
何も喋らず ただ
ぷらぷらぷらぷら
ずっと二人で。


ぼんやりとフラッシュバック。
私はいつも似たタイプに好かれるのか
私がいつも似たタイプを好きになるのか
どっちにしても
君、ちょっと似てるわ。

スパンと 頭から
霧が晴れたかのように
揺さぶられるものはなく
ただ、

始まる時にはいつも
終わりを思って悲しくなります。



....結局言えねぇの(泣)

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「プープーの罠」 written by 浅田

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