プープーの罠
2004年01月23日(金)

四半世紀 記念の誕生日。

Iちゃんの誕生日から浅田の誕生日までの1ヶ月間を
オーストラリアで過ごそう


15才だった私達はそう約束し
予定では今頃はIちゃんとオーストラリアにいた。

実際の私はそのための貯金を
無職の間に喰い潰し
いつも通り仕事をこなし

大わらわな残業になるはずだった
けれどそんな予定すらも流れ、

今月は残業時間が足りなすぎる。

まっすぐうちに帰る
と、ちょうどハニからメール
「やっぱり今日ダメ?」
昨日ハニからの誘いを
残業あるから、と断わった。

あぁそうか
ハニが珍しく前日に誘ってきたのは
今日が私の誕生日だったからなのね。
金曜日だからだと思ってた。
私はイベントというものに
基本的には興味がない。

待ち合わせ 会った頃には
ほとんどの店がラストオーダーの時間
日本酒で軽くご飯を食べて
私の誕生日はおしまい。

ハニが今日はやたらと年上ぶってて面白かった。

Iちゃんは元気かしら。

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「プープーの罠」 written by 浅田

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