プープーの罠
2004年01月24日(土)

All You Need Is Love.

新宿は人とゴミが溢れていて。

ハニバニちゃんは昼夜が逆転していて
一晩中 眠い私を揺さぶり起こしては
ビートルズについて熱く語り、
私は どの人がポールなのか さえ
区別がつかない。

いつか
物心つく前の子供に
ビートルズを刷り込むんだ
と楽し気に言っていた
けど、それは誰の子供よ。
彼は子供が嫌いである。
というか、彼自身がまだお子様である。

そのお子様は
夜が明け出すと途端に眠くなりだしやがり

ホテルで寝坊し延長
ファストフードでブランチ

「さてこれからどうしますか。」
「眠いです」

結局ホテルに舞い戻り
うだうだしていたらまた延長

甘いモノが食べたい
と ケーキを食べ
お腹が空いた
と ご飯を食べ お酒を飲み
お金がなくなったので帰った。
欲求のみで暮らした一日。

私がハニをダメな人にしてる
ということに
うすうす気付いている。

索引
「プープーの罠」 written by 浅田

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