◇ ビンの中の鍵 ◇

2004年11月18日(木)

ちらちらと噂は出ていたけれど本当にナニワやるのね。
ここまでやらないからもう無いものだと思っていました。
キャストも脚本も好みだし、中居さんのドラマでは1番好きな作品なので楽しみだけど
前回がそれまでと比べるといまひとつ面白くなかったので今回はガッツリ楽しめるといいな。
しかし灰原くんは大分おっさんぽくなってることが予想されますがいいんでしょうか?

「2046」と「笑の大学」を観てきました。
え〜っと先々週くらいに。1日で両方観たんですがやはり続けて2本は観るものではないかもしれない、お尻が痛かった(笑)
今更なんですが、少々感想を。さして内容には触れてないけれど、まだ見てない方がいると思いますので一応隠しておきます。


「2046」
え〜っと正直言ってしまえばよく分からなかったです(汗)
内容が難解だったというのではなくて、どこを見ていいのかが分からない。視点が定まらないので入っていけない。
女性の登場人物が多すぎるのも視点が定まらない一因の気がする。
だからと言ってつまらなかったのとはまた違ってて見てて面白くないわけでもなく、相応に見入ってはいた。でも、感情に触られてない感じがするとでも言うのかな。
木村さんはとても木村さんでした。
濃厚なラブシーンがあるということだったのに大したことがなくがっかり。何を期待してたんでしょう?
トニーレオンのちょび髭は無くてはいけなかったのでしょうか?

「笑の大学」
役所広司がもっのすごく良かった。
脚本自体も面白いのにそれをさらに増幅させたのは役所さんの存在ではないかと。だんだんセリフの1つ仕種の1つから佇まいまで可笑しくなるくらいだった。
吾郎は役所さんと並べてしまうと大きくどうというのでは無いけれど、けして悪いわけではなく、椿にあったいい演技をしてたと思う。
役者ばかりではなく脚本も演出も良かった。
三谷幸喜って上手いんだな〜っと改めて思いました。同じパターンで笑わせて、繰り返されることに飽きてしまいそうになるとその直前で変化が付いて飽きさせない。しっかり笑わせて、最後にちょっと泣かせてと王道パターンではあるけどその分素直に楽しめる。
音楽も良かったし、全体的に丁寧に作られた作品な印象。
これは舞台でも観てみたいです。


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みか [MAIL]