泡沫の記
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2005年02月28日(月) 運命の皮肉

インテリのYさんは、もう私のことなどとっくに忘れたと思っていたが
土曜日に、三カ月ぶりに電話をよこした。私は耳を疑った。
わたしとのことが妻に知られて、昨年末に離婚したという。
おまけに、20年近く勤めた会社も辞めることになり
高校生と中学生の息子をひきとって、こちらの学校に
編入させることになった。
昨日アパートを決めて、簡単な家財道具を買い、
今日は住民票と子供の学校の手続き。
次に行く会社は、前から誘われていた、
某お菓子メーカーだそうだ。
明日からきてくれと言わているらしい。

彼は「いい男がみつかるまで、俺で我慢しろ」と呟いた。
私は「仕方ないから、我慢してあげる」と答えた。

私達は、あたらしい形で再出発できるのだろうか。
彼はこれから、父子家庭と新しい職場で
ますます苦労することだろう。

今、彼に真に望まれているとは思わないので
彼に精神的に依存してはならないと、強く思う。

でも・・・
妻と離婚したYさんと、kのせいで目一杯傷ついたわたし。
人生は、皮肉なものだ。

穏やかに日々を過ごせるようになれればいいと願う。


波ちどり |MAIL

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