のぶりんの『まぁべらす!』な日々
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2004年09月26日(日) 大師匠

金曜の夜のコーチングセッションで、何がきっかけか実はよく覚えていないのだけれど、ある質問をきっかけに、思考が停止してしまった。コーチのSさんには大変申し訳ないことをしたのだが、自分がお地蔵様になった様な感覚になり、ただ瞬きをして、ぼけ〜っとした感じになってしまったのよ。仕方なくセッションをやめ、Sさんから「なにかあったらメールください」と言われました。

それから約2時間ほどずっと“ぼけ〜”の思考停止状態で、にっちもさっちも行かなくなり、翌日にNLPのセミナーが控えている事もあり、AM2:50頃、居ても立ってもいられなくなって、大学時代の先輩でのぶりんの人生の大師匠・H先輩に電話をする。先輩は熱が下がった直後との事で、ちょっぴり鼻声。

の:「せんぱ〜い、久しぶりっすぅ」

先:「おぉ〜、元気にしとったか?なんだぁ、最近の中では、えらい元気の無い声やのぉ〜」

の:「解ります?!いやぁ〜、カクカクシカジカ・・・・・・」

先:「そうかぁ、そいつはえらい(大変だ)なぁ〜。気にするな。気にしないようにしていると、そのうち気にならなくなるでよぉ。気にしないのは意識的にやらなならんけど、そのうち意識しなくても、気にならなくなるでよぉ」

の:「はぁ〜・・・!?なんか、すごいっすねぇ!深いなぁ。でも、その通りだと思います」

先:「あんまり難しく考えて、自分を追い詰めんでも良いんだって。辛くなったら逃げれば良いのだ」
*そんな事を言っても、先輩は絶対に逃げない人なのです。

の:「いつも話を聞いてくれて、ありがとうございます。なんかとっても楽になりました」

そんなこんなで約1時間ほど話をしていたら、思考停止も治り、ぐっすりと眠る事が出来ました。

先輩は、かれこれ10年くらいこんな私のSOSを聞いてくれています。3年ほど前にお母様が亡くなられたのですが、まだご健在の頃は、そのお母さんからも話を聞いてもらっていました。先輩ママ曰く「あの子(のぶりん)は面白い子だねぇ」と言って、とても可愛がってくれました。

圧巻は、2年ほど前、のぶりんが手痛い裏切りに遭い、心身ともに参ってしまった時に何度か電話をしていました。実はその時、先輩のお父様が危篤状態で先輩自身が辛い時だったんです。それにもかかわらず、先輩はいつものようにしっかり話を聞いてくれました。偶然先輩の状況を知って、こっちの勝手と無礼を謝ったら、いつも通りの穏やかな口調で

「辛い時はこっちも辛いって言うで、お前は気にしないで話せ。こっちが聴くって言っているんだから、遠慮しないで言いたい事を言いなさい」

と言ってくれました。こんなにも人間の大きい人が自分には付いているんだって思っただけで、嬉しくってありがたくって、その時は涙が出てきたよ。もう、その言葉だけで十分。“恩返し”なんて現代では死語になっている様ですが、もし微力でも先輩の力になれることがあるのなら、のぶりんはいつでも協力したいと思っています。でも、これからもお世話になり続けるんだろうなぁ・・・。

*もちろん、いつもこんなシリアスな話ばかりではありません。だいたい80年代アイドルの話かメロン記念日の話辺りです。最近では、松本典子ちゃんの名曲「虹色スキャンダル」について考察してました(^^ゞ

翌日、コーチのSさんにも、すっきりした気持ちで改めて電話をする事が出来ました。Sさんもしっかり話を聴いてくれて、結局そのままコーチングセッションになりまいました。Sさん、イレギュラーでワガママな行動を受け入れてくれてありがとうございましたm(_ _)m

土日のNLPプラクティショナー講座も、来週で終わりです。今回は『メタモデル』と『アンカリング』を徹底的に実習。最終日の来週は、寸劇の発表会。のぶりんはこういうのを考えるのが大好きなので、残り一週間でしっかり構成作って、楽しく演じてこようと思います。マスターもこのままの勢いでやっちまおうかな・・・!


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