SAY-TEN DAIRY 〜晴天日記〜

2004年08月13日(金) 世界の中心で愛を叫ぶ

本はまだ読んでない。
映画も見てない。

しかし、
TVを観た。
ダメだ。
ずっと泣きっぱなしだった(爆)。
あかん。俺、こんなんあかんねん。

この話、
ベストセラー小説のストーリーは
最近になって知った。
ありがちかな・・・と思っていた。
実際そうなんだけど。

『この上ない喪失感』でいうなら、
同じベストセラーでも
村上春樹の「ノルウェーの森」の上かな・・・
とも思う。

しかし、このセカチュウは、
主人公が高校生でしょ?
なんも力を持っていない、蒼いガキでしょ?
大人の視点からは愛・・・と呼べない感情かもしれないが、
精一杯彼女のことが好きで。

その彼女と彼女の病気に対して
何にもできない、
してあげられない、
力になってあげられない・・・
彼女が無菌室に入ってしまったら
そばにいることすらできない・・・

そのあまりの「無力さ」に、ずっと泣いてしまった。
あかんやん、何もしてあげられる術がないやん!
ダメじゃん、彼女のこと好きになっても仕方ないやん(爆)

あ、あかん、もう来週は見いひんぞ!(笑)。


今日も街は暑かった。
ビルのすき間から覗く空を見上げる。
その空の中心に僕がいた。

吐き出したい想い、叫びだしたい感情を
胸の奥に沈めたまま。
そう、僕も「無力」なんだ。
どうせ届っきこないって。


〇 GIVE TO LIVE / SAMMY HAGAR


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