SAY-TEN DAIRY 〜晴天日記〜

2004年10月02日(土) SCHOOL OF ROCK

映画好きな私もすっかり不精になってしまい、
今では見たい映画も大概“TU@AYA待ち”。
DVD化されるのを待つ状態。

WOWWOWに加入しているし、最近すぐDVD化されるということも
映画館へ足が遠のく原因にもなっている。
一緒に観に行く人がいない・・というのも遠因かな?(苦笑)。
自宅なら気ままに自分の見たいものを見たい時間に
見れると言うのもあるし・・・。

と、いうわけで、“TUT@YA待ち”の一本だった
「SCHOOL OF ROCK」を借りて見た。
この映画、(アマチュアでも)ミュージシャン必見ですよ。

ストーリー等の紹介は一切省かせていただきますが、
主人公デューイを演ずるジャック・ブラック。
(本名か?彼は映画『ジャッカル』でB・ウィルスのために作った兵器の
犠牲になってバズーカ砲弾で腕を吹っ飛ばされる役の印象が
私の中で強く残ってます)
彼のロック(・・・といよりはパンク精神に近い?)に対する愛情が
映画全編にあふれ出ていて、そこに強く好感を持てました。
彼の演技は「暑苦しい」もの以外の何ものでもありませんが(苦笑)。

生徒役の子供たちも(基本的に私は子供が主役の映画、
例えば『ホームアローン』とか『ハリポタ』とか好きじゃないんですが・・・)
とても楽器の演奏が(子供にしては)上手く、歌も上手い!
何よりジャック・ブラック自身が(暑苦しいけど)歌が上手い!
「あ!こいつ、ほんまにROCKが好きなんだわ!」っていう
魂の揺さぶり方をしてくる歌でした(笑)。

確かに、数学や英語を教える教師がいるなら
ROCKを教える教師がいてもいいと思うけどな・・?
いや、それくらいROCKの文化的価値を高めていかないと。

それは我々の世代が先人達に対して正しいリスペクトの姿を
表現し下の世代に継承していく・・・まさにこの映画の
主人公の姿に投影されるんだけど。

とにかく、映画の中身云々よりも
主人公演じるジャック・ブラックのROCKに対する
暑苦しいくらいに溢れんばかりの愛情!
この一点だけでも見る価値あり、学ぶところ多い映画でした。


○ ロングウェイ・トゥ・ザ・トップ / スクール・オブ・ロック


※この映画はエンドロールまで物語があります。
ラストシーン、アンコールの場面で流れる
彼ら(主人公と子供たち)のバンドの楽曲。
AC/DCのカバーだそうです。


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