20070121 「ロープ」/野田地図
とうとう来ました、野田マップ。 実は去年末にも見てるんですが(笑) (近年の野田マップは12月〜1月にかけて公演をします) 今回で今年の野田マップ見納めということで。 1年1回公演は少ないよー!と思いつつ あんまりやられてもお金が持たないよ、とも思う。 しかし野田さんは元気だなあ。 最近野田さんが御年50を 過ぎてらっさるという事実を知りました。 元気だなあ!あんなに動く50歳。すごい。 私なんて週二日も休んでるのに 疲れてなんていられないな!と思います。 松尾(スズキ)さんの日記なんか見た日にゃー いたたまれなくて嘘ついちゃうよ。週1休みです!ってね! まあ嘘なんですけど。
置いといて。
「ロープ」ですが今まで見た野田秀樹作品 (言ってもそんなに多くはない)で一番見やすい印象。 自分が持っている感覚と名の付く機関をフルに使うような、 言葉という言葉が駆け巡り、頭ではなく身体に染み入るような ちょっとでも気持ちがぶれるとふわっと離れてしまうような そんな緊張感はなかった気がします。 その代わり、客層が広く設定されている気がしました。 高揚感はそれほどでもなかったんですが 見るこちら側に余裕があり、楽しめる部分は多かったかと。
それにしても野田さんの舞台にどういう感想を書いたらいいのか。 私にとってあの人の舞台は圧倒的に別の存在という感じなのです。 あの圧倒的な創造力の中に放り込まれ、巻き込まれ、 揺さぶられることは不安と恐怖と喜びです。
他に並ぶものがない。
野田秀樹はそういう舞台を作る人です。
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