++今日の塩梅++
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2006年04月17日(月) 家庭内暴力

私が悪いんだから、こんなに苦しいのは当たり前だ。
当然受けるべき罰なんだ。


今日、母親と喧嘩ザタになった。
私は母親に、持っていた珈琲カップを投げつけた。

それからは修羅場。


「あんたなんか、あんた達なんか、家族なんか要らないんだよ!
 死ね!
 死ね!」

私は泣き叫びながら母親の首を絞めた。


「殺したいなら殺しなさい。あんたに殺されるなら本望よ」

母親は泣きながら言った。


母親の首を絞めながら、私は、私が本当にしたいのはこんなことじゃないと考えていた。
私の涙がぼたぼた落ちて、母親の首をつたう。

違う違う違う違うの。

本当はこんなことしたくないの。
お母さん。
お母さん。
ごめんなさい。
お母さん。
ごめんなさい。

思いながらも口は
「あんた達はいつも私の邪魔ばかりする!私を苦しめようとしてる!」

そんな言葉を吐き出す。

違うんだよ違うんだよ。
私が言いたいのはそんなことじゃない。
そんなことじゃないんだ。

そんなことじゃない!





私はただ、許されたかった。

ずっと今まで、許されたかった。

「このまんまで良いよ。このまんまの○子ちゃん(本名)を愛してるよ」


そう言って欲しかった。

いつでも言って欲しかった。

本当に、ただそれだけだった。

例え既に許していると言われようとも、私はもっと、許して欲しいと願っていた。

例えヒトに贅沢だと言われようとも、私はもっともっと、今以上に、許されたかった。


それはつまり、私は愛されたかったのだ。

どんな私でも。

太ってしまっても。

顔がニキビでいっぱいでも。

それでも「可愛いよ」と言って欲しかった。

今既に愛していると言われても、私には、それが分からなかったから。
だから言葉で、仕草で、匂いで、それを目の前に示して欲しかった。

私は、ハッキリと、ただむやみに愛されたかった。
条件なしで、愛されたかった。


それを私は、多分、間違えた方法で乞うていた。





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