今日は昼前から出掛けて、めずらしいものを見てきました。 向かった先は諏訪湖。シートを敷いて場所取りをしている人がたくさんいます。 ところが今日は降水確率80%。ぽつぽつ降ったりやんだり、落ち着いたと思ったら雷を伴う大雨。少し前の時間には、塩尻で膝の高さまで水が溜まる程雨が降っていたそうな…
夜7時。まだ雨模様が心配ですが、みなさんお待ちかねの時間になりました。 集まった客がが一点に見つめる先にあったもの…それは、
打ち上げ花火。
諏訪湖の花火って御存じですか?毎年8月(15日だったかな?)、自治体としては最大規模の花火大会が諏訪湖で行われるんですけども、県内外からものすごい人数の客が押し寄せます。湖上の花火って水面に映った光がプラスされてさらにきれいなので、地上で打ち上げるのとまた違った魅力があるんですよ。 山梨なら河口湖の花火大会もかなり規模が大きいので、湖上の花火を富士五湖で見た人もいるかもしれませんね。
その8月の花火大会は「お祭り」なんですが、同じく毎年9月の始めに行われるこれはなんと本当に「大会」なんです。全国花火…なんだっけな? かいつまんで言うと、新作花火の競技会なんだそうです。全国なので、県外からも多数花火師さんが来てました。審査員も招待されていて、30近く上げられた中から賞を決めるのだそうで。 競技は全て決められた大きさのものを5発ずつなので8月の物に比べてあまり派手さはないのですが、5つあげるごとにスターマインが挟まれるのでそんなに気になりません。水上なので、ディズニーシーの夜のショーみたいでした(笑)。 唯一残念だったのは、風がなく煙がなかなかひかなかったこと。時間の関係なのかやむをえず上げたら、火が煙の中へ中へと入っていってしまい、本当に何も見えなかった…という花火もありました。花が見えず、煙の固まりが赤に光ったり黄色に光ったり… それはそれでキレイかもしれないですけど、普段の花火より凝った作りをしていただけに、形が見えないのは本当に残念でした。 審査だって出来ないしね…。
しかし今日はホントに奇妙。雨の交差点みたいに、傘、かさ、カサ…が集まる中、花火が上がる…なんて光景は滅多に見ないだろうなあ。雨が降ってても花火って上げられるもんなんですね。 天候のせいもあったでしょうけど、お盆のお祭りに比べて人も少なめで、駐車場を探すにも場所を取るにもそんなに苦労しなかったので、諏訪湖の花火は見たいけど人込みはちょっと…と後込みしている人にはこちらの方がおすすめです。
来年の今頃は何処で何してるのかまだわかりませんが、また見たいなあ。
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