六月四日は、「ムシの日」です。
　ムシという言葉にもいくつかニュアンスがあるかと思いますが（そんなにあるか？）、ここで言われているムシとはおそらく虫のことだろうと思います。
　そんな虫の日ですが、私はこの日をある時から忘れることが出来ません。
　中学生の頃かと思いますが、買っていた猫が病気で死んだのです。
　日付は当然六月四日。原因は病気＝菌＝虫という、ちょっとこじ付けかもしれませんが、そんなつながりで今日まで忘れることがありませんでした。
　そんな今日、伯母さんが亡くなりました。


　朝９時頃亡くなったと、お昼頃に母親からメールが来ました。
　伯母さんと言っても、正確には大伯母さんにあたる人でした。高校の頃東京から実家に戻ってきて、数年前から体調を崩し、最近ではずっと病院や施設に入ったままになっていました。
　前にも「危篤」の知らせはあったし、あんまりよい状態ではないということも知っていましたが、しばらく様子を聞いていなかったので、自分には本当に突然の知らせでした。
　上司に相談して、月曜火曜とお休みを頂きました。


　明後日、帰ります。
　火葬のことを考えると、正直、憂鬱です。


　でも土葬でも火葬でも、どっちにしろ光景はつらいものなんだろうなあ。