たとふれば こころはきみに よりながら

2004年07月22日(木) ネガティブな思いについて(「晴日のひとりごと」より)

 わたしが長く応援してる相曽晴日さんのファンクラブHPに、「晴日のひとりごと」というコーナーがある。
 このコーナー、背景がピンクで、晴日さんのエッセイという感じなんだけど、晴日さんのお人柄がほんわかあらわれていて、いつもほっとする。

 そのほんわかの中にも、どきりとする話題、つまり考えさせられる話題があって興味深い。

 最近、心にとまった話題。
 「意地悪な気持ち。」というタイトル。

 その中で、印象にのこったことは・・・。
 「自分から発した『ネガティブな思い』は自分に戻ってくる・・・」ということ。
 なんだか、心当たりあるよなぁ〜と身にしみた。
 後ろ向きになる気持ちや、誰かに対してよくは思わない気持ち。
 そういうものは、確かに自分を決して明るくはしないし、いもづる式に悪しき感情・思いを引きずり出すように思う。そして、そこからは大抵いいことは起こらない。そうして意地悪になってしまったりしたら、人を傷つけることはもちろん、自分も心のうちが濁ってしまう。そう感じることは今までにあった。

 「無意識でも微量でも、悪意の毒はまわる・・・」
 これも同感。
 自分が出す毒、自分に向けられた毒・・・たしかにそうだ。

 そして、一番うなずいたのがこの事。
 「『意地悪をやめる』のではなく自分の心の何に反応して「意地悪」として出てきたのかをつきとめなければ、きっと無意識の「意地悪」は続く」
 うんうん。
 きっとそうだ。
 「意地悪」になってしまうのは、自分の心の奥底に何かがあるからだと思う。
 そして、その自分の奥底の気持ちときちんと向き合ってみたら、そこに自分の「本当の願い」が眠ってたり、うもれてたりする。
 そう思う。
 それが、たとえばうまくかなわないとき、不満になって、形をかえ、「意地悪」となってあらわれることってあると思う。

 いつもうまく自分をコントロールできるわけじゃないけど、「ネガティブな気持ち」が頭をもたげたら、それを受け止めつつ、「本当の願い」に耳を傾けてやりたい。それは自分にしかできないことだから。
 そして、できるだけ、前向きにその気持ちを方向づけてやりたいと思う。
 「アクティブな思い」も自分に帰ってくると思うから。
 それが、人との関係もほどよくつないでくれることもあるかもしれない。
 結果的にね。


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higurashi

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