たとふれば こころはきみに よりながら

2004年07月27日(火) 「夢」と「実現」のはざま

 いろいろ、つらつらと「夢」をweb上で語っている。
 そういう自分を、ふと「へんなやつ」と思うことがある。
 例えば、「歌姫になりたくて」なんて歌を書いたけど、とりようによっては、笑いものだと思う。いつもそんなふうに思うわけではない。もともと、「歌姫になりたくて」は、子どもの頃思い浮かんで頭を離れなかったフレーズがもとになっている。子どもの頃の夢だから、それほどばかにすることもない。
 けれど、「今の夢」だとすれば、どうだろう・・・。

 「『歌姫』になりたい」と願うには、実力がなさすぎなのだ。
 子どもの頃の夢ならともかくとして。
 切に「『うたうたい』でいたい」と願う反面、自分にとっては、ほんとは分不相応な夢だな、と苦笑する時がある。

 いろいろとやってみたいことはある。
 音楽関係に限らず。
 けれど、時間は限られている。
 「自分の限界までがんばれよ」と自分自身をはげます反面、もっと夢を縮小して願いのレベルを下げろよ、という心の中の声がする。

 落ち着いて暮らせよ・・・と思う反面、心のどこかであせりも感じる。
 人と比べることは、極力減らした。それは成功しつつある。
 けれど、自分の中の夢と現実の折り合い。
 分不相応な「夢」が多くて、とまどっている。


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higurashi

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