たとふれば こころはきみに よりながら

2004年11月25日(木) 引退後のくらし

 日記のほうにも書いたけど、なつかしい人に今日会った。

 若い頃、仕事でお世話になった人だ。
 退職後、ふるさと方面に帰られたと人づてにきいていた。
 だから、この街で会うなんて!とびっくりした。

 ふるさとは田舎で、海も見えるらしいし、いいところらしい。
 もう引退したら、こんなごみごみした街中はいやだ、とのこと。
 わたしが昔、ちょっとだけゴルフをしていたので、そんな話にもなった。
 ゴルフ場も平日まわったら安いし、当日の朝でも予約がとれるし、2人でラウンドできるとのこと。
 2人とは、「ご夫婦で」である。
 ゴルフ云々の環境はともかく、仲がいいのだろう。
 うらやましい話である。
 そういえば、昔お世話になってた頃に、「夫婦でショートコースをまわった」なんて話も聞いたなあ・・・と思い出した。
 引退後、急に仲良く・・・なんてわけにはいかないよな(笑)

 わたしは自転車にのっていて、前かごには、じろちゃんが乗っていた。
(子どものせ専用のかごです。念のため w)
 その子をみながら、「今たいへんだろうけど、一時のことだからがんばって。今、できることをやって。」という話をされた。

 振り返ってみれば、その人は、その時その時を楽しんで過ごしていた人だったと思う。大事にしてたとも言えようか。
 自分はどうしたいか、はっきりしていた人だったと思う。
 自分なりの方向性を持つことって、大事だ。
 それが、あやふやだと、悩むことになる。
 わたしは、そういう部分があるように感じる。すべてにおいてではないけどね。



 悠々自適の暮らしかあ。。
 といって、わたしは、早く引退したいわけではない。
 仕事はこのままやめたいという気持ちもないわけではないが、今「退職」という選択肢は、わたしにはない。
 働かなくちゃならん。
 どうせ働くなら、過労死しない程度にがんばろうか・・・と気合を入れなおしてるとこである。
 なぜかというと、「やめたい」という考えがよぎるぐらい、希望をなくしてる部分が正直あるからだ。

 自分に与えられた環境はいろいろ限りがあると思う。
 でも、今しかできないことたちを大事に、どうせ取り組むなら、前向きに向きあっていきたいと思う。
 仕事もくらしも。



 なつかしい人に会って、悠々自適のくらし、いいなあ・・・と思いつつ、日々を大事にくらして、歳月を重ねていきたいなあ、と思ったのでした。 


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higurashi

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