たとふれば こころはきみに よりながら

2004年12月01日(水) 降りてきた歌

 じろちゃんが活動的になり、ますます自由がきかなくなった。
 今日は天気がいいので、あきらめて散歩にいくことにした。
 どっちみち何もできないのなら、なんかできることをしたほうがいい。
 休憩挟んで、3時間ぐらい歩いた。
 ベビーカーおして。

 誘惑に勝って、昼食は2時半頃、家で食べた。
 豆腐屋のチラシをみながら、なぜか、
「枯れちゃったなあ・・・。」と思った。
 曲が書けない、というか、それ以前に発想がわかないのだ。

 ふとある曲のことを思った。
 「降りてきた曲」。
 そんなたとえがぴったりだった。

 わたしの場合、曲が浮かぶ時は2種類ある。 
 一つはピアノなり、ギターなりをつかって、ひねりだす曲。
 「紡ぐ」といったほうがいいかな?
 もう一つは、「降りてくる曲」。
 メロディが、勝手に浮かんでくる。

 「降りてくる」ほうは、たいてい一部のフレーズだけだったり、その場を過ぎれば忘れてしまったりで、なかなか残らない。
 
 でも、ある歌は、違った。
 かなりまとまって「降りてきた」。
 最初とサビがうかび、一部歌詞もくっついてた。

 形にするまでには、少し間があり、最後は紡いだけど。

 忘れられない歌になった。
 「その歌を超える歌を書きたい」と思って、今日まで来た。
 未だに・・・。超えるどころか、すっかり書けなくなった。
 「超える歌を・・・」の想いも最近忘れていた。
 
 ふと、その気持ちを思い出した。
 他人様からしたら、なんということもない歌だろう。
 でも、静かに、ささやかに、大事にしたい。 


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higurashi

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