たとふれば こころはきみに よりながら

2005年02月21日(月) こころのやわらかい部分

 心にはやわらかい部分があると思う。
 それを大事にしたいと思う。
 自分のはもちろん、人のも。。

 「こころのやわらかい部分」。
 それは、傷つきやすい部分。
 素直で飾り気のない部分。
 人に受け止めてほしい部分。
 優しく人とふれあえる部分。

 ざっと、こんなイメージ。


 自分でいうのもへんだけど、わたしと話せてよかったと言ってくれる人がいる。特定の人というわけじゃなくて、今まで生きてきた中でそういう経験があった。
 そう言われることは、うれしかった。
 なぜなら、「あたしは必要ない人だ」とよく思ってきたから。
 「話せてよかった」と言ってもらえる(思ってもらえる)ということは、その時は、きっと「あたし」という人間が役にたてた、ということだから。

 
 ネットの世界にすむようになって、約3年半ぐらいになる。
 この特徴的な世界で、わたしは、自分らしく過ごしてきたと思う。
 でも、同時に、リアルworld以上の気遣いをしてきたと感じる。
 表情やニュアンス、行動で示しにくい分の気遣いはしてきたつもりだ。

 そのせいで、わたしはわたしで、リアルのわたしとはあまり変わらないけど、ただ、配慮するぶん、リアルworldのわたしより、いくぶん「やわらかい部分」が増えてると思う。
 そういう面がより多く現れてるのだ。おそらく。
 自分をいつわってるわけでもなく、格好つけてるわけでもない。
 まして作ってるわけでもない。
 ただ、気の荒い部分などは押さえられてるかもしれない。

 

 もしも、わたしの「やわらかい部分」をいいと思ってくれるなら、ありがたい。それは、このネット世界によって、育てられた気がする。
 それは、ネットだけに育てられたわけではないが・・・。

 ただ、「やわらかい部分」は、もろさもある。
 その分、もしかすると他人様から、ばかにされることもあるかもしれない。
 でも、ほどよく大切にして、くらしていこうと思う。

 わたしにも血が通い、涙もながす。
 表にはださなくても。 
 


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higurashi

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