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遠州の風 - 2004年07月24日(土)
かまって。
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役者には何度か挑戦したことがあるのだが（ろくでもない役ばかり）、
声優は初めてだった。
大学の先輩の人形劇映像に出演。
台詞が日本語でも何語でもなく、
ほぼアドリブで発音しなければならないのは難しかったけれど、
何か一緒に演技した人たちのテンションが面白かった。
一人同じ浜松出身の友人がいるのだが、
彼はアドリブ台詞の所々に
「ハマナオオハシ」「ハマナコ」と発音していた。
それに気付き私も負けじと
「ベンテン」「マツリ」という音を混ぜておいた。
「モギョウニャハマナオオハシウオウオメタコリヤ…」
「ポリレ？ウオベンテーンガルボチハーマナナッコ」
みたいな感じで。
浜松人大喜びです。浜松人オンリー。
で、帰り道そのお友達と話していたら、
「小さな頃はクリスマスプレゼントに、２万くらいするレゴの模型を買ってもらった」
という話を聞いたのだ。
え？に、２万円？クリスマスプレゼントに２万円？
ここだけの話（どこだけだ？）、
私の幼少時代は大変家が貧乏だったので、
子供なのにおもちゃや遊べる道具を買ってもらったことが殆ど無かった。
多分３０００円以上するものは買ってもらっていない。
全て親戚や姉のお下がりで遊んでいた。
クリスマスプレゼントでさえ、手袋やスリッパなど、
生活必需品を与えられていたのみである。
おもちゃなんて貰ったこと無い。
反対に父と母に手作りのジグゾーパスルをあげていたほどだ。
「サンタさん、これはパパとマミィへのプレゼントです、パパとマミィにあげてください ちょこ」
なんて書いた手紙と手作りパズルを自分の枕元に置いていたのだ。
そんな安いドラマのような貧乏時代を送っていた私に、
「クリスマスプレゼントは２万円」の友人。
私が異常なのか、彼が異常なのか…。
同じ市に住んでいた二つの家族の差は、
アフリカ大陸ばりに大きいと思う。うん、きっと。
シティーハンターはまだ買っていません。
３か月分の定期を買ったら、お金が無くなってしまいました。
今月はムリかな。
「いきなりとんちんかん」も欲しいんだけど。
いっそのこと、漫画喫茶に缶詰になりたい。
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