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くすりのはなし - 2004年08月19日(木)

振り向く可能性もなく。


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体調は戻ってきたが、
人に迷惑もかけたし自分にとっても忙しい時期で、
根本的に問題を解決しなければならない気がしてきた。

要するに、
なぜこんなにもしょっちゅう体調を崩すのか、ってことだ。
ストレスに弱いのもあるが、
それは精神的なダメージが大きいからではなく、
体がある程度のダメージに耐えられるほど忍耐力を持っていないからだ。
知っている人は知っているが自律神経が弱いのである。
普段からの生活リズムだったり遺伝だったり精神的なショックから
自律神経失調症ってのはあるんだけど、
私の場合は生活リズムの崩れと遺伝の両方だ。
遺伝はともかく、(逃れられないので)
生活リズムだけでも気をつけなければまた二の足を踏むことになる。

早く寝る、早く起きる、長い昼寝をしない、体を冷やさない…。
体を動かす、疲れたら休む、きちんとした食生活を送る…。
コレはこれで結構難しい。
でもほんとうにそれだけで押さえられるのだろうか?
ちょっと漢方でも探してみよっかな?
行きつけのドラッグストアでよさそうなものを探してみた。

私の場合はっきりと28日周期(わかるでしょ?)で崩れるので、
婦人科系の漢方薬を探してみた。
お茶とかで気長に続けられるのないかなー、と思ったら
最近のお茶はダイエット用ばかりである。
「出る出る茶」とか「脂流茶」みたいな。
確かに私もぽっちゃり気味だが、自律神経の方が深刻である。
ちゃんとした薬売り場にいったらめぼしいのが見つかった。

が、
どの薬も「更年期障害」向けである。
ちょっと待て!子供も生んでないぞ!結婚もしてないぞ!
だがそれ以外の「冷え 肩こり 生理時の不快 頭痛  不眠」
という項目を見る限りこの薬は外れている訳でもなさそうだ。
う〜ん、ちょっといいなあと思ったが、
やっぱり箱の表にデカデカと「更年期を迎えた女性へ!」なんて
書かれていたら買えないでしょう。
今回は諦めました。
今度病院に行って相談でもしてみようと思います。

マーケティングって難しいよね。
多分、漢方薬だし私が手に取った更年期向けの薬は、
私の症状にも効くと思います。
でもターゲットはちゃんと50代女性に向けて絞られていて、
私は買う機会を失っているんです。
で、反対に絞らないとどうなるかって言うと、
私みたいにふらふらっとして奴にしか買ってもらえなくて、
売り上げの安定性も正確性も欠いてしまう。
訴求力も弱くなってしまう。
万能薬だったハイチオールCが、
中谷美紀によってしみそばかす対策薬に変わったのがいい例です。
ちなみに私は万能薬として使ってます。
あれ、肝臓にも効くんだよ。

生活は正してきてるんだがなぁ。
肩こりがひどいから、マッサージに行こうかな。


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