身動ぎもせずに 冷静で在れ思惑に 揺るがされるな胸倉を 掴んで叫べこの世界に 正義などない煌びやかな嘘振り翳しては翻る口唇真紅のルージュに痕さえ残せはしない胸元に舞う蝶真っ黒な羽根その姿宛らに留まりはしないその身体退屈は敵だ孤独は居場所だ重ねる身体は嘘と欲と真実だ愛し方が足りない夢には見れない愛し方は知らない夢さえ見れないただ冷静で在れ冷ややかな眼差しでただ冷酷で在れ蔑んだ眼差しで