限定鼓動

2006年06月10日(土) 傷だらけで誰かを癒す

そろそろ日中、長袖で過ごすのは苦しくなってきた。
でも、家族や親戚の前で、そういう訳にもいかず。
馬鹿な所に、またタトゥを入れたもんだから
これじゃぁ、長袖でも危うい。
つうか、こんなところに入れて、
この先、更に余計なものを背負うことになるのにね。
傷跡だけでも、何かと不利なのに。

あー…いつものことだけど、あたしって馬鹿だ。
これってもう、夢の仕事を諦めたようなもんだろうか。
傷があって何が悪いのとは思うけど
それを異色であり、見ることを拒む人間がいるのだから
サービス業として分けられるあの仕事で生きていくには
少し支障が出てくる筈で。
その上、年寄りが嫌う刺青まで入っちゃってたら、
そりゃもう、一生誰にも見せない気付かれない覚悟で望まなきゃ。
何だかんだで、結局どう隠すか
どう過ごすか、考えてる時点で、
あたしは夢を諦めてはないってことで。
左手首に初めて傷をつくった日から
生きてく覚悟さえあれば、
不利を背負おうと、何でもできると思ってる。
包帯巻いた療法士。なんて、治療に説得力ないけれど
それで技術が優れていたら、なんか格好いいでしょう(笑?


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陽 [MAIL]