一生の別れじゃあるまいし。そう云って分かれた道は平行にさえ進まないこれが最期じゃあるまいし。それでも疑うあたしにアナタが云った。何も変わらないと思った世界は少しずつゆっくり歪んでいったアナタは確かに何処かにいるし相変わらずあたしは此処にいる。でもね、ほら先に手を放したのはアナタだったでしょう?