ぶらんこ
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夢を見た
タクシーに乗っていた わたしの連れは右手に包帯をしていた けっして新しいとはいえない 少しほどけかかってるような、白い包帯だった どんな傷なのかわたしは知らないけれど もう治っているのかもしれないけれど わたしは連れの右手を取って 「良くなりますように」 そう祈っていた 連れは何も言わず、ただ、なすがままにまかせていた
そんな夢を見た
わたしは何を癒そうとしていたのだろう? どこへ向かおうとしていたのだろう?
目覚めてから思い出すのは 連れの深い瞳と 白い包帯と。。。。
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