ぶらんこ
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伝えるのは「言葉」 伝わるのは「想い」
先週参加した研修で印象に残った言葉。 ひとは伝える術として「言葉」を使うが、相手に伝わるものは言葉以外のもの。とのこと。 言語的なものよりも非言語的なもののほうが圧倒的に多い、と。
確かに、テレパシーとか予知能力とか、そういった大袈裟なものでなく、ひとは皆、何かしらそういった力を備えているように思う。 考えてみれば、心当たりがあろう。 熱心な先生とそうでない先生。なんとなくわかる。 押し付けがましいひとと、さりげないひと。たとえ同じ言葉で何かを説明されたとしても全然違う。 なんとなく冷たい感じのひと。 話しかけやすいひと。
「わたし」に心が向けられているか。 向けられた心は「わたし」を信頼しているか。
そういうことを、おぼろげながらも、ひとは感じ取ることが出来る。
さて、患者さんのケアをしているとき、わたしはその患者さんにしっかりと心を向けているだろうか。
写真は、瀬留教会。 パイプ椅子が並べられているのが懐かしい。 わたしの町の古いお御堂は中央部分が畳で、両脇にパイプ椅子がそれぞれ縦一列に並べられていた。 そこへ腰掛けるのは、畳に座るのがキツイ年寄りたち。
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