とじしろ
2004年05月09日(日) |
それにしても私のウルフはどこにいるのやら(いないのかもね |
S・キング『ブラック・ハウス』読了。 ↓ネタバレはしてません。 最後のほうがあっけない感じでちょっと物足りない。急いで書き上げたの?と思ってしまう。 スズランにしても・・「二度使える」って言うから違う使い方で二度目があると思ったのに。 だって「スズラン」だもの。他の植物じゃなくて。 使った後コップに生けてたなんて、もうてっきり そういう用途があるものだと。 まぁ、いいけど。ジャックの母親の名前に因んだだけなのかもしれないな。 それに「テリトリー」のものだから そういう性質がないのかもしれないし。
ケーレックスとか他にも香水が出てきたから opopanax(うちのプログレッシヴ英和には載ってませんでした。ネットは便利だな)という言葉も 調べてみたら香りと関係したような意味だったから、「無意味さ」の象徴としてだけでなく 一度くらいは意味のある使われ方をするのかなと思ったけど。 まぁ、ヘンリー・ライデンという人物の描き方が素晴しくて全てチャラにできる感じかな。 やっぱり『タリスマン』を読むのをオススメ。全くの続編ではないけど。
小説などとは全く関係ないけれども。タリスマンという言葉。 この世の全ての物は どんなつまらないものでも 全てタリスマンたりえると思う。 別に 仰々しいまじないだの祈りだの護符だの、そんなものを付加する必要なんて全くない。
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ゲランのアクアアレゴリア・シリーズのミニチュア香水セットを入手。 ジェンティアナとハーバ フレスカが特に気に入った。 スズラン(lily of the valley)そのものがメインのリリアベラもセットになっている。 私が一年を通して愛用している オー デ クリツィア(ボトルデザインは好きになれない)にも スズランは入っているのだけれど、両者はやっぱり印象が全然違う。 リリアベラは、摘んだばかりの草の香の溢れるスズランそのものという感じ。 他にはイラン&バニーユ、パンプルリューヌがセット。リリアベラとイラン&バニーユは日本未発売かも。 イラン&バニーユのバニラの香りは、本物のバニラアイスの匂い。 バニラ系の香水は人工的な物が多くて苦手なのだが これは好き。かすかに百合の香りもする。 タイムリーにもこれらの瓶は蜂がモチーフになっていることに先程気付く(笑
セルジュルタンスの香水もほしい。
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