2004年07月25日(日)_
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湘南周回強風パンクラン
お楽しみの晴れた休日。やはり1週間ぶりの自転車で、今日も長距離を走る気まんまんだった。しかし、一度アラームで8時に目が覚めたものの、またもや二度寝してしまい、起きたら昼だった……。
学生の頃は睡眠時間4時間とかでも無理矢理早起きして走りに出かけたものだが、そういった無茶ができなくなってきているのだろうか。年か? いや、体が仕事のことを考えて無意識のうちにセーブしてしまっているということにしておこう、そうしよう。
前日の夜は奥多摩の方へ行こうかなんて考えていたが、午後出発となるとそんなに遠くへは行けない。こうなってしまったものはもうしょうがないので、海ランベースで適当にコースを組んで走ることにした。
自宅→境川CR→江ノ島→R134→大磯→R1→小田原→R255→大井→県道72号→R246→渋沢→県道62号→県道71号→二宮→R1→R134→茅ヶ崎→県道30号→藤沢→R467→自宅 という感じの120km
外に出ると、けっこう風が強い。いつものように境川サイクリングロードに出ると、ここがすさまじい向かい風。海の方向から容赦なく強風が吹いてきて、かなりがんばってこいでも全然速度が上がらない。25km/hペースを維持するのに無風での35km/hペースを維持する力を要した。とにかくしんどかった。
江ノ島までのたった20kmの距離を走るのにものすごい労力を費やし、早くもかったるくなってくる。R134に出ると若干向かい風は弱まったが、それでも向かい風の疲労が影響して速度が伸びない。
一応それなりに出せるだけの速度で走っていき、一度ダッシュしてみるも50km/hに達する前にたれた。向かい風の疲労もあるが、ここでも向かい風に押さえつけられる。今日は平地メインなのに、ずっと坂道を上っているかのようだ。
R134からR1へ移るところで信号に引っかかって止まる。そこは日なたで、止まった瞬間にむわ〜っと猛烈な暑さを感じた。走っていると風を受けるので暑さが和らぐが、止まるとこんなに暑いのか。こんな中でずっと立っていたら倒れそうだ。
45kmほど走ったところにあるサンクスで最初の休憩。ここは駐車場が広くて休憩にはもってこい。おにぎりx2でエネルギー補給、冷たいコーヒー牛乳がおいしい。ボトル用には定番のアミノサプリ。アイスボックスもアミノサプリの氷もなかったので、代わりにレモンの氷菓子を冷却用に入れた。
しかし、これがちょっと失敗だった。氷菓子がこれしかなかったのでドリンクを冷やしておくには他に手段がなかったのは確かだったが、レモン味が喉の渇きを呼ぶ。飲んでも飲んでもすぐに喉が渇いて、ガブガブ飲むことになった。そしてどんどん飲み物がなくなるのであった。次回からは気をつけよう……。
小田原付近で裏道からR255へ。そしてR255を北上し、大井松田IC付近で県道72号へと曲がった。ここから短い距離ではあるが、未走ルート。新鮮な道をしばし楽しむ。しかし、あまりパッとしない道だった。
しばらく走るとR246のセブンの付近に出て、そこからはR246を走っていった。渋沢と秦野の間からは県道62号へと曲がる。ここも初めて走る道で、思ったよりきれいな道で楽しかった。ただ、交通量が多かったので何度も走りたいとは思わなかったが。
県道71号にぶつかると、この角にあるローソンで休憩。水分補給、そして今度はアイスボックスがあったのでこれを冷却用にボトルに投入。補給が済むと、県道71号を南下して海を目指す。
この道は交通量はそこそこあるが、路肩が広くてわりと走りやすく、けっこう飛ばし気味で走っていけるので秦野〜R1をつなぐ道として気に入っている。しかし、今回は運悪く信号に引っかかりまくりでいまいちのってこない。
それどころか、緩い下りを下っていると、後輪の接地感がおかしくなってきた。「ゴッ…ゴッ…ゴッ…」というあのいや〜な感覚。止まって歩道に入って確認してみると、やはりパンクしていた。
ロードでは今回が2度目のパンクだ。5500km走って2回というのはマシなほうだが、やはり凹む。全回は釘がタイヤとチューブを貫通していたが、今回は? チューブに見つけた穴に対応するタイヤの場所を調べてみると、小さな金属片が突き刺さっていた。
しかしタイヤの内側には何事もなかったように跡がまったくなく、この金属片が瞬間的にチューブを攻撃したと思われる。空気圧は出発前にちゃんといつもの7気圧まで入れておいたので、これはほんとに運が悪かったと言うしかない。
そこは日なただったので、タイヤを外したりチューブを外したり……といった作業をしているだけで汗がダラダラ出てくる。先ほど満タンまで入れたボトルの飲み物も、早くも1本空きそうだ。
凹みながらパンク修理をしていると、たまたま通りかかったローディの人が止まって、「大丈夫〜?」と声を掛けてくれた。パンク修理の道具も知識も持っていたので「大丈夫です」と返事をしたが、声を掛けてくれたことが非常に嬉しかった。
あの人は、きっとおれが道具を忘れたり今日2回目のパンクでチューブがないとかの状況だったら、自分の道具を貸しておれを助けてくれただろう。見ず知らずの人だが、同じ自転車を愛する仲間が困っている。そういうのを放っておけない優しい人なのだろう。見た目と低い声は一見難しそうな印象を受けるが、ハートは熱い。
最初はパッチで修理しようと思ったが、あまりの暑さとかったるさで換えチューブに交換することにした。今まではセミロングバルブのチューブだったが、予備のチューブはノーマルの長さ。微妙に突き出しが短くて、空気が入れにくかった。次からはロングバルブのチューブを買っておかないといけないなと思った。
汗を流しながら精一杯空気を入れるが、やはりフロアポンプの高圧域までは入らない。微妙に空気の入れに物足りなさがあるが、とりあえず復活。かなり時間をロスした。すでに日が暮れる手前だったので、サングラスのレンズをクリアレンズに交換し、前後のライトを点けて走り出した。
前半の疲れが残っていたが、R1とR134ではパンクの怒りパワーも手伝って、オラオラモードでガンガン走っていった。思いの外いいペースで走って行けたのが嬉しかったが、どうやら追い風気味だったようだ。行きであれだけ向かい風だったから、最後くらいは楽してもいいだろう。
地元では夏祭りをやっていて駅付近は人でごった返しているので、それを避けるように迂回して帰宅。前半の向かい風と炎天下での走行とパンクで心身共にかなり疲れた。しかし、遅い出発ながら今週末も一応120km走ったのでそれなりに満足。
今回で換えチューブがきれたので、また買っておかなければならない。ちょっと前に話題になっていたパナレーサーのチューブを2本買っておこうかなと思った。
地図:■ データ:■ 出発:13:35 帰宅:20:20 走行距離:120.8km 走行時間:4h 42m 41s 平均速度:25.8km/h 最高速度:55.6km/h 上昇距離:455m 積算距離:5503km(ロード) カロリー消費量:2112kcal 身長/体重:178cm/53.0kg 体脂肪率:8.5%
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