2004年11月07日(日)_
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100km休憩1回

土曜日は睡眠+買い物な1日だったので、日曜日は走りに行かなければ!! という感じなのだが、土曜日の夜もなんだかんだで遅くに寝たので昼頃まで寝てしまった。本当は午前中から長距離を走りたかったのだが、こうなってはあまり遠くへは行けなそうだ。
前日の夜もツーリングマップルを開いたりMapFan.netをグリグリ動かしながらルートを探したのだが、いいところが全然見つからなかった。また以前のように「もう周辺の道を走り尽くして新鮮味がない」状態に陥り、走った跡を示す黄色い蛍光マーカーの線で塗り尽くされたマップルを前に、走りに出かける気力すら失いそうだった。
ネットの情報では奥多摩方面は工事で片側走行が多かったり、台風の爪痕で通行止めの道があったりで、遠い割には楽しめなそうだったし、丹沢エリアは最近走りまくったので飽き飽きだった。
いいルートが何も見つからなかったので、とりあえず逆小田原ランルートを走ることにした。自宅〜境川CR〜江ノ島〜R134〜R1〜小田原〜R255〜大井松田〜R246〜自宅という感じの湘南と内陸をグルッと回る感じのシンプルなコース。
このコースも走り飽きているのだけど、それだけに日が暮れてもナイトランが恐くないし、R134の平坦な道はペダリングの練習やLSDにはもってこいなので、それなりにメリットがある。海も眺められるし。
13時過ぎにようやく出発すると、まずは境川CRへ。10月の相次ぐ台風の後、ネットでその惨状を知ってしまったので、今まで敬遠していた。あのときは道が水没していたり泥だらけだったりと、とてもじゃないけど走れる状態ではなかった。でも、もう走っても問題ないようだ。
ペダリングを意識しながら、ケイデンス重視で走って行った。HRも上げないようにLSDペース。それでも、20km/h台後半〜30km/hちょいの、そこそこいいペース。調子がいいのか、単に追い風気味だったのか。どちらかと言えば向かい風が強かったので、調子が上がってきたのかも知れない。
天気がいいので、サイクリングをしている人がけっこういた。前から得体の知れない自転車が突進してきたのでビビったら、リカンベントだった。真っ正面から走ってくるのを見るとかなりビビる。何となく、未確認飛行物体みたいな…。横からなら少しは見慣れているんだけど。
藤沢橋からはR467を南下し、途中から裏道で片瀬江ノ島駅前へ。そこを通過してR134へ出る。海側へ渡るために信号を待っていると、反対側を自転車乗りが走って行った。その人の格好がとても変わっていて、かなり印象的だった。黒いウエスタンハットにジャケットも黒いウエスタンな服。とても自転車に乗る格好ではないが、それがまたおもしろいところ。
R134はフラットで走りやすい道が続くので、ここでややペースアップ。30km/h台前半〜中盤くらいのペースで巡航。走りながらペダリングを色々考え、試してみる。スプリントゾーンになり、車も途切れたが、今日はスプリントはせずにペースを守った。今日は、全体的にLSDで基礎体力を鍛えようと思った。
やや追い風なのか、かなりいいペースで走り続けることができている。以前だったらこのペースなら途中からバテ始めてもいいような気がするんだけど。とにかく苦しすぎず、でも楽でもなく、絶妙なペースで走り続けた。
湘南大橋を渡る。視界が広がり、広い海が目に入ってくる。自転車を止め、手すりに寄りかかって写真を数枚撮った。中州に鳥がたくさん止まっていた。穏やかな海。眺めていると心が和む。街灯の上からは、海猫の「ミャアミャア」という鳴き声。う〜ん、海だねぇ。
再びペダルをこぎ出す。R134はやや渋滞気味だったが、自転車には関係ない。路側帯をスイスイ進んでいく。走りながら補給食として携帯していたパワーバーをバッグから取り出し、走りながらモグモグ。
腹が減る前の補給、喉が渇く前の水分補給が大事だ。普段はコンビニで休憩ついでに食べ物を買って食べ、それを補給としているが、今回はなるべく休憩なしで走り続ける事にした。
ちなみに、このパワーバーはかなり前に買ったもので、レースとかに持っていっては食べずに持ち帰ってきて、ずるずる残っていた物。賞味期限とかよく見なかったけど大丈夫だったのかな…?
R134からR1へ移る手前の細い道では向かい風が強く吹き、ペース維持が辛くなってきた。ここまで35kmノンストップだ。しかもけっこう自分としては速めのペースで走り続けてきている。
R1に入り、先ほど半分まで食べたパワーバーの残りを食べる。普段ならこの辺りのコンビニで休憩するところだが、今回はこの補給をとったので走り続ける事ができそうだ。どこまで走れるかわからないけど、走れるところまで走ろう。
R1を西へ向かって走っていると、突然「ファイト♪」と女性の声がした。右を見ると、車の助手席からかわいい女性が笑顔で手を振っていた。突然だったので驚いたけど、照れながら手を挙げて返した。
普通、自転車乗りを見ても何も思わないか、むしろ「ジャマくせ〜」とか思いそうなものだけど、応援してくれるとなると、あの女性は自転車乗りなのかな? と思った。とにかく、それから急に元気になってきて、走りに気合いが入ってきた。男とは単純な生き物だ…。
渋滞していたので、その女性が乗っている車を抜き、そしてもう追いつかれることはなく、ガンガン走って行った。酒匂川を渡る手前で曲がり、鴨宮経由の裏道でR255へ。
R255は微妙に上っているが、ほとんどフラット。すでに50kmノンストップだけど、平坦なのでなんとかペースを維持して走って行けた。AVSは26km/hを越えていて、かなりいいペースだ。
のどかな田んぼの広がる風景を眺めつつ、広い道を走って行く。R246へ合流すると、アップダウンが始まる。最初のセブンでようやく休憩した。勢い的にはこのまま行けそうな感じだったけど、飲み物が切れそうだったので止まった。ここまで家から60kmノンストップだった。
コンビニの横に腰掛け、おにぎりを食べながらぼ〜っと考え事など。おにぎりを食べ終わるまで暇なので携帯でメールを打とうとも考えたけど、やめた。こんなときぐらい、何も考えずにリラックスした方がいいと思った。穏やかな空を眺めながら、心を落ち着かせた。
ここからはR246をひたすら走ることになる。今まではほぼ平坦だったけど、ここからはアップダウンが続く。交通量も増えて、車にもさらに気を遣う。あと40km。当然、もう休憩はしない。次は自宅だ。
セブンを出発する前にサングラスのレンズをクリアレンズに交換し、前後のライトを点滅させ、ナイトラン装備で走り出した。次第に暗くなっていき、そして真っ暗になった。それでもR246は街灯が絶え間なく続いているので、道が見えないということはない。ライトは自分の存在を車に知らせるためのものだ。
後半になって、さすがに足がいっぱいいっぱいになってきたけど、それでも出せるだけの力で走って行く。疲れてくる後半でもこれだけ走れるのは、機材の影響もあるだろう。キシリSLの軽い走りには本当に助けられていることだろう。
17:38帰宅。最終的なAVSは26.6km/hで、100km走ってこの平均速度だから、自分としてはけっこう速い。休憩も1回だけだったし、少しずつ走れるようになってきたような気がする。ただ、走り続けないとどんどん衰えていくんだけど。がんばって維持して、むしろ向上させていかないと。
出発:13:08 帰宅:17:38 走行距離:101.7km 走行時間:3h 50m 51s 平均速度:26.6km/h 最高速度:54.2km/h 上昇距離:450m 平均ケイデンス:102rpm 積算距離:7112km(ロード) カロリー消費量:1672kcal 身長/体重:178cm/54.2kg 体脂肪率:11.0%
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