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スナの自由気ままな画像付き日記
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2005年01月01日(土)_
もらいたいような年賀状を書く


最近は、パソコンの普及によって、年賀状もほとんどプリンターでプリントアウトしたものが主流だ。裏のデザインはもちろん、宛名もプリントアウトされた文字というものが多い。

出す枚数が多い人は、1枚1枚宛名を書いていられないだろう。時間と労力をかければ書けない事もないが、そんなのやってる暇ね〜よ、という感じだろうか。自分も以前やったことがあるが、確かに楽だった。

でも、自分がいざプリンターで印字された宛名が印刷された年賀状を受け取ると、何か無機質というか、嬉しさが半減していた。その人が自分で書いた文字なら、文字に「命」みたいなものがあるのだが、印字された宛名にはそれがない。

ここ数年は、宛名をちゃんと自分で書くようにしている。出す枚数が少ないからできる事かもしれないけど、自分で直筆の宛名をもらった方が嬉しいから、そうしている。そうしたから相手もそうしてくれる、というわけではないのだけど。

同様に、裏面の内容も、ほとんど素材集のCD-ROMの物をそのまま印刷しただけの年賀状も、自分としては微妙なところ。もらうことは嬉しいが、もうちょっと内容に凝って欲しかった、という感じ。

どうせなら自分ならではの年賀状を出したい。だから自分が撮った写真を素材として使う。数年前からそうしている。別に、すごく凝っているわけではない。旅の写真などをポンと置いて、「あけましておめでとうございます」とかの文字を添える程度だ。

余白は、三分の一くらいは残すようにしている。その人に向けた文章をある程度書きたいから。たまに、印刷されただけの年賀状をもらうことがあるが、あれほど不気味なものはない。一行でもいいから、ペンで何か書いてほしいものだ。

字が下手だから書きたくない、という人もいるだろうけど、別に上手でなくてもいいと思う。下手なら下手なりに丁寧に気持ちを込めて書けば、それはちゃんと伝わる。それは、気持ち悪いくらいにうまく見える印字された文字よりずっといい。

メールの普及によって、手書きのハガキを送るという機会は、年賀状くらいしかなくなった。だからこそ、ちゃんと書きたいという気持ちがある。誤字脱字があったり、直した後があったりも、大いに結構だ。

文字ばかり書いていたら、パッと見見づらくなってしまったので、何となくちょっとした絵など描いてみた。全員ではないけど。そしたら全体的に柔らかくなって、いい感じになった。

そんな感じで、自分だったらこんな年賀状をもらったらいいな、という内容を意識して年賀状を書いた。他の人が同じ事を思っているわけではないと思うけど、少しは通じる部分があると思う。……あるといいな。

新年早々、戸棚の角に思いっきり頭突きをしてしまった。かなり強く打ったので、額に縦に傷が走っている。ちょっと人相が悪くなったような、ワイルドになったような。今年は一波乱ありそうな予感。
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