2005年01月17日(月)_
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地蔵峠

サイスポ(CYCLE SPORTS:八重州出版)に「アタック21」というコーナーがある。標高差1000mのヒルクライムコースを紹介していくコーナーで、全部で21コースあるからアタック21らしい。サイスポ2005年1月号(2004年12月20日発売)の紹介コースは「地蔵峠」だった。
地蔵峠と言えば、おれが去年の夏休みのツーリング初日で上った峠だ。サイスポには「平均勾配8.8%、指定コース中最もきついコース」と載っていた。確かに、あそこはきつかった。
ルートを考えていたときは、まさかそんなにきつい峠だとは思っていなかった。が、上りの距離と標高差から、「けっこうきついかもな」くらいは思っていた。実際に上ってみると、荷物なしでもきつい勾配がどこまでも続いていた。
重いキャリアとサイドバッグ2個、輪行袋など、旅装備で重量増のロードでは、最低ギアの39x27Tを使ってもいっぱいいっぱいで、これ以上ギアを上げる事ができなかった。
おまけに、S720iが最高気温42℃を記録するほどの猛暑の中、全くと言っていいほど日陰がない道を、ひたすら照り焼き状態で上っていったのだ。水分と体力の消耗は激しかった。
坂はきついし暑さは滅入るほどだけど、地蔵峠の上りは晴天に恵まれ、上るほどに見晴らしがよくなっていく素晴らしい景色が、ずいぶんと疲れを和らげてくれた。夏の立体感ある雲と、真っ青な空。いかにも「夏!」という感じだった。
ROOM SUNAのランレポには書き忘れたが、アタック21の記事を読んで、「そう言えば道にたくさん地蔵があったな」と思い出した。最初は珍しいので全部写真を撮っていこうかなとか思ったが、なんと100mごとに1体建っていて、100体近くあった。結局1体も撮らなかったんだけど。
去年夏のツーリング中で走った道で、もう一つアタック21の指定コースに含まれている道があった。それは赤城山を上るコース。おれの場合は北側から上って南に下ったが、この南側の道を上るコースが指定コースで、以前のサイスポのアタック21に紹介されていた。
赤城山を下っているときにすれ違ったローディ(荷物無し)は、もしかしたらアタック21に挑戦中、もしくはトレーニング中だったのかもしれない。地蔵峠も赤城山も再び上ることは当分ないだろうけど、機会があったらまた上ってみたいものだ。
標高差1000m級の上りは、長野や群馬には多くあるが、神奈川には舗装路では皆無。豊富なヒルクライムコースがあるという点で、長野や群馬が羨ましい。しかし、神奈川には神奈川のよさがある。海も山もほどよくあり、冬でも走れる、などなど色々。
ただ、地元は走り尽くしてしまってけっこう飽きているので、もっといろんな所へ走りに行きたい。今年の夏休みは、またどこか行った事のない土地へ走りに行きたい。
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