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スナの自由気ままな画像付き日記
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2005年02月22日(火)_
ニューサドルは実は最高だった


先週末に走れないで今週に突入したので、ごはんがおいしく食べられなかったり、運動不足の欲求不満から仕事にもいまいち精が出ない。このままではいかん、これは夜ランをやるしかない!! と思い立つ。

仕事もほぼいい調子で進んでいるので、この日の作業に見切りを付け、いつもより早めに上がる(20時半頃)。21時40分頃帰宅し、すぐに着替えたり準備運動したりと夜ランの準備をする。

空気圧調整などの乗車前チェックを終えて22時14分に走り出す。冬の夜ランはボトル1本で済むので身軽だ。ボトルにアミノサプリを入れながらVAAMゼリーを飲むのが定番で、走りながらの脂肪燃焼効果のアップに期待できる。

夜ランは大学時代のチャリ通学路をベースとしたいつものコースで、約37km。平地も坂もほどよく含んでいて、ペダリングの練習や強度を上げて追い込んだり、ヒルクライムの練習など、様々な要素のトレーニングができる。

LSDで走るような時間的余裕はないので、当然ながらメディオ〜ソリアあたりの強い運動強度で走る。LSDは休日に時間がとれるときに行うとして、夜ランでは高い運動強度での耐乳酸性向上や、短い距離という事を活かして追い込んだ走りをしたり、レースでのHRゾーンを想定する。


前回のランで新しいサドルに換えたわけだけど、あのときはペダリング時にサドルバッグに腿が当たってしまい、それを防ぐためにサドルの前方に乗っていた。溝のエッジの上に座る形になり、ケツが痛くて、乗っていて快適性などゼロに等しかった。

こんなサドルで長時間走りたいと思えないような体験だったが、このサドルの真価を見極めるために、サドルバッグを外してサドルのスイートスポットにどっかり座って走ってみた。

ちなみに、パンクしたときに途方に暮れるのは避けたいので、換えチューブやツールなどはジャージのポケットにすべて入れておいた。幸い、トラブルなく走り終えたのでよかったが、備えあれば憂いなし、走っていても備えのおかげで精神的に安心できた。

サドルのベストポジションに座って走り出すと、「これが同じサドルか?」と思うほど座り心地がよく、そしてペダリングがすごくしやすい。これには感動した。パッドの量は減っているけど、スイートスポットに座れば快適そのもの。


10日ぶりに走ったので最初はペダリングがちょっと乱れていたけど、次第に安定してきた。これが2週間乗らなかったら、かなりスキルが落ちてしまうだろう。今の水準を保つためにも、たとえ1時間でも定期的に走っておかないといけない。

サドルが変わった事によって乗車ポジションも変化し、よりレーシーな走りができるようになった。前傾姿勢になって走りが安定した感じがした。空気抵抗も少し減るのだろう。


今年の課題である脚力UPとダンシングスキルUPを意識して走った。もちろん、基本的なペダリングスキルの上達や耐乳酸性などといった内容は今まで通り、夜ランの定番課題。

去年までは39x19Tのギアで110〜120rpmの割と早めの回転で走っていることが多かった。それはそれで意味がある走り方だが、今回は脚力UPが目的なので、巡航時は39x17〜15T辺りを常用し、アウターも積極的に使って重いギアで走った。それでも、ケイデンスは90〜115と、常に平均100以上になるよう調整していった。

スタートして3kmほど走ってから本格的に強度を上げ、HRは160〜180とメディオ〜ソリアゾーン。ストレス解消などの目的もあるので、オラオラモードでガンガン走って行った。

1年前なら、この強度で走って行ったら中盤から足がバテバテになって後半はペースが落ちていたが、ペダリングスキルの上達や心拍能力の向上などから、かなり追い込んだ走りを続けていても、終盤までかなり速いペースを維持できた。

R16の工事中強制スプリントゾーンでは(というかいつまで工事してんだって感じだけど)、やはりお馴染みの全力TTとなった。ここで本日最高のHR183まで追い込めた。その後の上りでも20km/h以上をキープし、ギアも1年前より1枚重い。

後半の坂エリアでは、神経系トレーニングでペダリングの感覚をつかみ、ダンシングの練習では少しコツをつかんできた。今までずいぶん非効率的なダンシングをしていたことに気付く。そして、これからもっと効率的なダンシングを習得していけば、ツーリングやレースも楽しくなるし、成績もよくなりそうだ。

運動不足からストレスを感じていたが、走りながらそれが消えていくのがわかる。この全身を血が駆けめぐる感覚。風を切って突き進む感覚。そう、これだ、これを求めていたんだ。心と体が生き生きとしてくるのを感じる。


久しぶりなのに強度の高い走りをしたので途中で足が攣りそうになったけど、だましだまし走っていき、いつもはたれてくる終盤でもハイスピードを維持。自分でも驚く。効率的なペダリングや心肺能力、耐乳酸性、回復力、機材の変化など、様々な要素が絡んできた結果だが、とにかく以前より走れるようになっているのは嬉しい。

走っているときは常に全力に近かったので息は苦しいし肉体を酷使していたが、久しぶりに思いっきり走ったので心身共にリフレッシュ。体は運動したことで充実感を感じていたし、なにより好きな事を思いっきりやって楽しくてしょうがない。走り終えて帰宅したら顔がにやけてしまった。やはりおれにはこれしかないな。

帰宅後は整理体操とアミノバイタルの摂取を欠かせない。体の故障を防ぎ、そして翌日に疲れをなるべく残さないように。こうした栄養素の摂取は大切だ。

かなりハイスピードで走り続けたので、信号に引っかかりまくった事を考えると平均速度27.2km/hはかなりはやい。平地では常に30km/h台だったので、神経系トレーニングであえて低速走行をしなかったら28km/h近かったかもしれない。

ニューサドルの真価がわかり、自分の今の調子もわかったし、現状維持+向上もでき、いいトレーニングにもなった。体重が増えているのは週末の焼き肉効果だろうか。体脂肪率が低いままなのでよしとしましょう。


走行日:2005/02/22
出発:22:14 帰宅:23:45
走行距離:36.8km
走行時間:1h 22m 01s
平均速度:27.2km/h
最高速度:50.3km/h
上昇距離:365m
心拍数(平均/最高):164bpm/183bpm
平均ケイデンス:99rpm
温度(最低/平均/最高):3℃/4℃/16℃
積算距離:8852km(ロード)
カロリー消費量:610kcal
身長/体重:178cm/56.6kg
体脂肪率:11%

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