「なる程、少しは楽しめそうだな」を目標とした記録
一言でいえばテニスの王子様日記。


2006年02月07日(火) 学祭王子〜よく分かる俺様のハムレット〜

ラストエスコート。

ゴージャス陣御用達、ホテル「ブリアンニ」。
自分のホテルがラブホ代わりに使用されてると知ったら、雅臣は何と思うのか…。
少なくとも樫宮くんは3回は使ってる……と思う。状況的に。
まあそれは別によいのですが、ただ一つこれだけは言っておきたい。

とりあえずカーテンを閉めろ。

炎樹の「おはよ」のシーン、物凄く好きなのですが、
そのカーテンは朝だから炎樹が開けたのか、よもや一晩中開いていたのか、
パパラッチされたらどうするつもりだ貴様ァァァ!!
と、小一時間ほど九神さんを問い詰めたい気分でいっぱいです。でも大好きだ炎樹。

そして、学園祭の王子様。
CERO18指定と全年齢の大きな差に、正直驚きを隠せぬのですが。
健全だなぁ君達……。
だって手塚が「抱いていいか?」って言ってくれないんだもん……!!
当たり前だ!

(以下 学園祭の王子様ネタバレ?です?)

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アトラクションの演目として跡部が提案した演劇、ハムレット。

リョーマをほとんど無理やり言いくるめてオフィーリア役に勧誘した跡部様の、
「俺様のハムレット」です。
演劇に一体、どういうふうに無我の境地が関係するのかはなはだ謎ですが……。
たしかに無我の境地でも発動しないと演じきれない難役だろうとは思うが。

というか、私はむしろ、柳生の、
「樺地くんはクローディアスですか。ふむ、妥当ですね」に疑問を唱えたいです。
樺地のどこがどうクローディアスに妥当なのか教えてくれ紳士……!

まさか樺地は、
あの何でも吸収(今、九州って出た…)(ぬしゃあ、むぞらしかね!)してしまう能力で、どんな名演技をも再現してしまうとでもいうのか。

人間技で考えたら、このハムレットのキャストの中で、
一番演技がうまいのは柳生じゃないかと思います。
柳生と仲良くなってみて、私は以前、この人が海堂と入れ替わって、
「ウルセー、始めるぞ!」などと言ったとは到底信じがたいのですが。
仁王やったときの「プリッ」はともかく、「ウルセー」はありえないよ柳生……!

ものはついでに、ハムレットを知らないという方のために、
ここは一つ、ハムレットのストーリーを俺様バージョンでお送りしてみたいと思います。
「全幕は時間的に無理だからハイライトを繋げる形にする」って言っていたので、おそらくこんな劇をやったんじゃないかと。

ハムレット………跡部景吾
オフィーリア……越前リョーマ
ホレイショー……手塚国光
クローディアス…樺地崇弘
ガートルード……大石秀一郎
レイアティーズ…不二裕太
ポローニアス……柳生比呂士
父の亡霊…………乾 貞治



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俺様のハムレット
〜生きるべきか死ぬべきか、それが問題だアーン?〜



 舞台はデンマーク。エルシノア城。
デンマーク王・乾貞治と、王妃・大石秀一郎との間に生まれた王子、跡部景吾は今、哀しみの淵にいた……。

 父王、乾が急死したのだ。

 その喪の明けぬうちに母・大石は、乾の弟、樺地と再婚し、樺地が新しい王として即位してしまう。大石の変節を嘆く跡部。
そんなある日、跡部の腹心の臣下にしてその親友、手塚国光は、乾の亡霊を目撃する。
手塚からそのことを知らされた跡部は父に会いに行く。(スチル)
乾より、「自分は樺地に殺された」と衝撃の事実を聞かされた跡部は、樺地へ復讐することを誓うのだった。
敵の目を欺くため、跡部は以後、気が狂ったふりをすることになる。

 跡部には恋人がいた。それが越前リョーマである。

 リョーマの父にして、デンマーク王国宰相・柳生比呂士は、
跡部の気が狂った、という話を聞く。
それを、「リョーマに振られたことが原因ではないか」と思い込んだ柳生は、
跡部とリョーマを偶然を装って引き合わせることで、真偽を確かめようとする。(スチル)

 リョーマの優しい言葉にも跡部は耳を貸さず、あまつさえ、
「お前のことなど愛していなかった」
「お前など馬鹿と結婚してしまえ、いやいっそ尼寺へ行け、尼寺へ!」
と、冷たい言葉を浴びせる。それは決して跡部の本心ではないが、そのことをリョーマは知る由もない……。
跡部のいきなりの変貌を悲しみつつも、リョーマは「どうか、あの人を優しかったあの人へと戻してください」と祈りをささげるのだった。(スチル)

 城を、旅の役者の一団が訪れた。
跡部は手塚に、「俺が信じられるのはお前だけだ。樺地を観察しその動揺を見逃さないでほしい」と頼み、
役者達に、王が暗殺されたことを暗示させる内容の劇を演じさせた。
観劇の様子から、跡部は樺地が乾を殺害したことを確信する。

 大石は跡部を呼び出し、「父上は大変ご立腹です」と、その行為をたしなめる。(イベント:劇の練習)
跡部は大石への深い愛情を匂わせるが、その最中、
二人の会話を隠れて聞いていた柳生を剣で刺し殺してしまう。
跡部を責める大石。だが跡部は、「王を殺し、樺地と結婚したあなたの罪よりはましだ」と言い残し去っていく。
大石は、跡部が狂人の演技をしていることに気づくが、そのことを誰にも言わぬと決心する。

 跡部が父・柳生を殺害したことを聞き、とうとうリョーマは精神を病む。
兄・不二裕太のことすら分からなくなったリョーマを見て、
裕太は跡部への憎しみを募らせていく。
狂乱のリョーマは、ほとんど自殺同然に川で溺死してしまうのだった。

 偶然にも、リョーマの埋葬が行われている場面に遭遇する跡部。
リョーマの死に驚き、「リョーマを愛していた!」と言い、居合わせた裕太と喧嘩になる。

 樺地の策略で、跡部は裕太と、試合に見せかけた決闘を行うことになる。
裕太の剣には毒が塗られていた。(スチル)
さらに樺地は、跡部のワインの盃に毒薬を仕込み、周到に彼を殺害しようと企む。
試合は跡部優勢のまま進む。樺地は盃を勧めるが、跡部は口をつけず、代わりに毒入りの盃を大石が飲み死んでしまう。
怒った裕太によって跡部は毒剣で傷つき、もみ合ううちにお互いの剣が入れ替わり、跡部もまた裕太を傷つける。
裕太はこれが樺地の策略だったことを告白して死ぬ。
跡部は最後の力で樺地を刺すと毒盃を飲ませ、ついに復讐を果たす。

 手塚は跡部と共に逝こうと、毒盃をあおろうとするが、
跡部は必死にそれを止め、
「俺を大切に想うならば、生きて俺のことを後世に語り継いでくれ」と手塚に言い残し、息を引き取るのだった……。


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役名じゃなくて本名なのはただの趣味です(笑)
打ってて非常に楽しかったですこれ!私もそこまでハムレットの詳細を知ってるわけではないのでところどころ正確じゃないかもしれませんが。

そういや英語で大根役者のことを「ハム」っていうのは、
一説によると語源はハムレットじゃないかってことらしい。
理由は諸説あるそうですが、「大根役者ほどハムレット役をやりたがる」からだとか。
……だ、そうだよ跡部君。


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