ハッピーステップ
泥沼生活から、這い上がった軌跡(日記のはじめのほう)を書いた後
最近では、日常の感じた事をつらつらと、不定期に更新中ですm(_ _ )m

2003年08月08日(金) 第7章 中傷

その朝は、仕事納めだった。

私は、できるだけ昨日と同じ服だと悟られないように、
服の合わせ方を変えて、出勤した。



昨日の自分とは違う感じ、なんとなく、地に足が着かない
それでも、なんとか、いつもと変わりない調子で、大掃除にとりかかった。



「今日のりかちゃんは、なんか色っぽいね」
なんて、同僚の言葉に、ドキッとしながら、
「え〜っ。そお?」と、平静を装った



そんな時間が過ぎたあと、私は、ロッカー室に行った。


こそこそっと、女の子同士の話し声がするが、私が入った途端、その声は、
ピタッと止んだ。

妙な居心地の悪さがあった。

そそくさと、用事を済ませて、その居心地の悪い場所を後にした・・・・



・・・・・今のは何だったんだろう。
まさか昨日の事が、ばれてるんじゃないでしょうね。



そんなはずは、絶対無かった。あの約束は、誰にも気づかれていないはずだ。

では、何だったんだ?


胸騒ぎを感じながら、社長の挨拶を上の空で聞いていた。




私は、ある心ある人を通して、その居心地の悪さの正体を知った。
それは、昨日の出来事が、ばれていた訳ではなかった。



異例の昇格で、一ブランドを任された私、
忘年会で多くの営業マンに絶賛された私
そんな私をよく思わない人たちの、心無い嫌がらせや中傷であった。



「あの人は、男の人に褒められる為に、人気稼ぎのためだけに、男に媚売って
自分の格を上げようとしてるのよ。」
そんなことを言われていたらしい。


私は、憤慨すると同時に、深く心にとげが刺さった。


一生懸命嫌な事も我慢してがんばったのに、なぜ伝わらないのだろう
ただ、純粋にこの会社に慣れようと努力しただけなのに。。。。。。


↑エンピツ投票ボタン
My追加


 < 前の日  もくじ  次の日 >


りか [MAIL]

My追加
ホームページランキングネット エンピツユニオン