けろよんの日記
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11月末より読み始めた真田太平記。 やっと読了。
女という生きものは何事につけても 「よいことのみ、、、」を思っている。 先の見通しなどはほとんどもたぬ。 全ての女がそうだというのではない。 しかしそれが女の本性なのだ。 たとえ、それが真実であっても 「悪しきこと、、、」には強いて目をつぶろうとする。 すべての物事を「よいように、よくなるように、、、」 とおもいつめる。幻想を抱く。 それがまた女のよさでもあり 物事をわきまえぬ強さなのであろう
「真田太平記〜大阪夏の陣」池波正太郎
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