けろよんの日記
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2005年07月23日(土) いい男2人

 録画しておいた「題名のない音楽会」を見る。
2週続きで吹奏楽の魅力と称し、佐渡裕氏と
シエナ・ウィンド・オーケストラを取り上げていた第二回。

 夫と2人朝食をとりながらあーでもない、こーでもないと
「音」「音楽」について話す。こなみはまだ興味がない様子。
佐渡裕氏は夫婦2人で大ファンである。
氏の音楽はとにかく楽しい!ドキドキする。
身体中の血管で血がPresto!という感じで巡る気。がしたり
体温がなくなったか?という風に一瞬寒気がし、続いて鳥肌がたったりする。
でも楽しくなけりゃ音楽じゃないのだ!
後1年大学に入るのが早かったら氏の指揮で惑星(しかも木星と火星)
が吹けたのに。しくしく。

 午後から石田衣良「1ポンドの悲しみ」を読む。
30代の恋愛を描いた短編集。
「IWGP」以来のファンだが、この短編集でまたやられた!
という感じ。赤エンピツで傍線を引きたい台詞ばかり。
最近はビジュアルに磨きがかかり某俳優とよくにた風貌を持つ。

強引なくくりなんだけど、私の中でのいい男ベスト3(芸術家編)である。
両者とも

理想とするものがしっかり核にあり、
且つそれを極上のエンターティメントとして表現する確かな技がある。
万人受けしているが、それだけを目的にしていない。
でもその重要性を理解している。懐も深い(であろう)。
それでいて繊細。常識人。ユーモアのセンス大!
うーん。いい男だ。


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