今日は涼しかった(・。・)♪
夏も終わりだなぁと思うと、それも少し寂しい。
昨日の夜、昭和20年8月6日というドラマを見た。 そのドラマは、広島の原爆にあった三姉妹の話だった。
かわいそうなので、見ないつもりだったが 家族がみていたので、パソコンをしながらつい横目でみていた。
引き込まれるようにみてしまった(・。・)
かわいそうだったけれど、一番ショックだったのは 最後のシーンで、家の門前にあった岩の横で 被爆した長女が、その遺体すらなく 岩に黒い人陰のような物がはりついていて 原爆の熱線で、遺体が、そのように張り付いてしまったのだと わかった時だった。
なんだか私の心に、痛みが残った(−。−)
その後、原爆関連のサイトを見て、いろいろ考えにふけっていた。
はだしのゲンという漫画を中学生の時に読んだ。 その事を思い出し、その原爆のサイトにあった、 はだしのゲンというサイトもつい、みてしまった。
はだしのゲンの中に出てくる、 被爆した少女がひとこと。 「私は夏は嫌い。だって原爆を思い出すから」
そのひとことを読んで、また胸が痛んだ。 私は夏生まれである。 夏が大好きである。 なのに、原爆にあった人々は、そうなのかもしれない。 初めてそれに気がついた。
原爆にあった人たちばかりじゃない。 終戦記念日・・・。 さぞかし、無念だったろう。 戦争が終わった、そのことを喜ぶ思いもあっただろうが 悲しく、つらい思いもたくさん味わったであろう。
そのような季節に私は生まれた。
今まで「私の誕生日は、原爆が落とされて、終戦までの、 ちょうど間なんだよね〜」と、軽い気持ちで、家族に話していた。
そのような季節に生まれた事に何も感じなかった私であったが これから、きっと何か違ってくるのかなぁと思う。
暑い暑い季節に原爆は落とされた。 暑い暑い夏に私は生まれた。 戦争の悲しみが、私の中に、新たに加わった気がする。
普段何気なく一緒に暮らしている家族や、友人が もし、戦争でいなくなったら。もし原爆にあったら。 そんな事を考えていると、涙がこぼれた。 なにげない幸せって本当に大切なんだなぁ。 もしかしたら、何か特別な事よりも、 そういう毎日のふれあいや、風景が、すごく大事な意味を 持つんじゃないかな。そう感じた。 そして、もっともっと、まわりの人との時間を丁寧に過ごしていきたい。 そう思った。 いつ、さよならの日が来るか、誰にもわからないのだから。
|