♪♪夏子の(^▽^)日記♪♪
夏子の日常を皆様と分かち合うページ♪(・。・)

2005年08月30日(火) 夏という季節

今日は涼しかった(・。・)♪

夏も終わりだなぁと思うと、それも少し寂しい。


昨日の夜、昭和20年8月6日というドラマを見た。
そのドラマは、広島の原爆にあった三姉妹の話だった。

かわいそうなので、見ないつもりだったが
家族がみていたので、パソコンをしながらつい横目でみていた。

引き込まれるようにみてしまった(・。・)


かわいそうだったけれど、一番ショックだったのは
最後のシーンで、家の門前にあった岩の横で
被爆した長女が、その遺体すらなく
岩に黒い人陰のような物がはりついていて
原爆の熱線で、遺体が、そのように張り付いてしまったのだと
わかった時だった。

なんだか私の心に、痛みが残った(−。−)


その後、原爆関連のサイトを見て、いろいろ考えにふけっていた。

はだしのゲンという漫画を中学生の時に読んだ。
その事を思い出し、その原爆のサイトにあった、
はだしのゲンというサイトもつい、みてしまった。

はだしのゲンの中に出てくる、
被爆した少女がひとこと。
「私は夏は嫌い。だって原爆を思い出すから」

そのひとことを読んで、また胸が痛んだ。
私は夏生まれである。
夏が大好きである。
なのに、原爆にあった人々は、そうなのかもしれない。
初めてそれに気がついた。

原爆にあった人たちばかりじゃない。
終戦記念日・・・。
さぞかし、無念だったろう。
戦争が終わった、そのことを喜ぶ思いもあっただろうが
悲しく、つらい思いもたくさん味わったであろう。


そのような季節に私は生まれた。

今まで「私の誕生日は、原爆が落とされて、終戦までの、
ちょうど間なんだよね〜」と、軽い気持ちで、家族に話していた。

そのような季節に生まれた事に何も感じなかった私であったが
これから、きっと何か違ってくるのかなぁと思う。
 

暑い暑い季節に原爆は落とされた。
暑い暑い夏に私は生まれた。
戦争の悲しみが、私の中に、新たに加わった気がする。


普段何気なく一緒に暮らしている家族や、友人が
もし、戦争でいなくなったら。もし原爆にあったら。
そんな事を考えていると、涙がこぼれた。
なにげない幸せって本当に大切なんだなぁ。
もしかしたら、何か特別な事よりも、
そういう毎日のふれあいや、風景が、すごく大事な意味を
持つんじゃないかな。そう感じた。
そして、もっともっと、まわりの人との時間を丁寧に過ごしていきたい。
そう思った。
いつ、さよならの日が来るか、誰にもわからないのだから。














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ぴよ

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