LOTUS BLOOM 通信(英語・翻訳学習編)<2007年4月6日~>
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2005年01月19日(水) 勇気を出して、ペースダウン

期末が迫ってきたこの時期、「駆け込み受注」と言えるような案件の話が毎日舞い込んできている。しかも、そのほとんどは競合がなく、ウチの会社というよりも上司に頼ってくるパターン。上司はある意味、この世界ではブランドになってる。

「だって、『何とかお願いしますって言われたら、うれしいじゃない?だから、オレも調子いいから、つい『はい、やります』って言っちゃうんだよなあ。でも、うれしい悲鳴だよねぇ」
そういう上司の表情にも、最近かなり疲労の色が濃くなってきたみたい。

こうした状況を見てるから、私も何とか少しでも役に立ちたくて、いろんな案件に手を挙げてきたけれど、さすがにキツくなってきた。手持ちの案件の数が多いことや締め切りがタイトなこともそうだけど、勉強するための時間が取れないことも大きなストレスになっている気がする。今は基礎ができてないのに、ひたすら応用をやっているようなもの。追われていることをこなしてるだけじゃホントの実力は身につかない。外出やミーティングも立て込んできてる。人と会って話すことは面白いし勉強になるけど、自覚がないままに緊張感で疲労が蓄積されているらしい。

今日は週1回の診察日。先生に「ちょっと疲れが出てきたみたいです」とストレートに話した。
「自分で考えているよりも、実際はスタミナがまだまだ十分についているとは言えない時期ですからね。言ってみればマラソンを走っているようなものですよ。力いっぱい走ったら、その後しばらくは息があがって動けないけど、その半分のスピードであればずっと走り続けられるでしょ? 長い目で見た場合はその方がいいわけですから、ここらでちょっとペースを落としましょうね。」

上司も私とまったく同じ抗うつ剤を飲みながら、土日も費やして仕事していることを知っているだけに、心苦しいものがある。だけど、ここでムリをして調子を崩した方が、よほど心配も迷惑もかけることになる。ここは勇気を持って、割り切らないと、去年の二の舞になってしまう。

明日のグループミーティング、「もう精一杯なので、新しい案件はもう受け入れられません」って、はっきり言おう。入社してまだ1ヶ月ちょっと。あれもこれもはまだムリ。まだまだあせる必要はないんだから。


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