LOTUS BLOOM 通信(英語・翻訳学習編)<2007年4月6日〜>
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2005年02月02日(水) 「読んではいけません」

昨日、新しい案件の打ち合わせに行ったら、流れで別の疾患領域の製品の話になり、クライアントさんはそちらにもかなりの関心がありそうだった。

今朝のチームミーティングで、今週新しく入ってきた案件の担当者を協議。
「たぁさん、まだこの領域の経験ないでしょ?ひとつはやっておいた方がいいよ。」と上司に言われ、引き受けることに。

現在手持ちの案件は10個くらいだけど、すべて疾患領域がバラバラ。対象となる医薬品もほとんど重なりがないため、疾患の基礎知識と抑えておくべき製品を把握するだけで精一杯。

今日は比較的余裕のある一日だったので、その中の一つ、「乳がん」の化学療法とホルモン療法について集中的にお勉強。いくつもの薬剤を組みあわせた「療法」ってのがあるから、ややこしい。一般名と製品名が、もうごちゃごちゃ。

主要な薬品が疾患別に整理されて記載されている『今日の治療薬2004』が会社の備品としてあるけれど、必要なページをいちいちコピーを取るのも手間だし、ちょうど1月に2005年版が発売になったし、自分用に購入した。税込4830円は、自分への投資としては悪くない。

帰り道、週に1回の診察のため、クリニックに立ち寄り。先生は私の状態もそうだけど、仕事の内容そのものにも関心を持って聞いてきてくれる。
「最近は仕事のほうはどうですか?順調ですか?」
「はい。どんどん関わる領域が広くなってきてるので、思い切って『今日の治療薬』買っちゃいました。」
「あー、新しいのが出たんですね。ウチには2003年版しか持ってないんですよネエ。その本は、読もうと思っちゃいけませんよ。辞書みたいに、わからないときに調べる、という使い方をしてくださいよ。」
「はい、それはもちろんそうします。さすがに先生だって、全部は覚えてないでしょ?それはムリでしょ?」
「そりゃそうですよ。クスリなんて何万もあるわけですし、医師の世界も細分化されてますから、すべてをわかる人はいないと思いますよ。」

そんなのわかってますってばぁ。1000ページ分もあるのに、頭ごなしに読むほど勉強熱心に見えますか?

これから勉強しなきゃいけない領域は、悪性腫瘍(ガン)、高血圧、不整脈、アレルギー、肝炎、血液疾患、下垂体機能障害……頭がパンクしそう。


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