LOTUS BLOOM 通信(英語・翻訳学習編)<2007年4月6日〜>(英語・翻訳学習編)<2007年4月6日〜>
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今日・明日は、先週のマーケティングセミナーの続き。やはり朝8時半から夜8時半まで、スケジュールがびっしり。といっても、グループワークが中心なので、決して退屈したり眠くなったりはしない。むしろ、3時間という時間を与えられていても、足りなくなって、お願いして延長してもらうくらい。
今回のテーマは「プロモーション・ミックス」。ある会社からその領域では後発品となる新薬が上市されると仮定して、3つのグループごとに、プロダクトマネージャーになったつもりでマーケティング・プランを作成するというもの。 「ターゲットとなる医師は病院?診療所?標榜科は?」 「どんな手法で、何をアピールする?どんなディテーリングストーリーにする?」 「どのプロモーションにどのくらいの金額をかける?」 アイディアを出して話し合えば話し合うほど、深みにはまって時間が足りなくなる。
まったく同じ条件で、同じ資料を基に取り組んでいるのに、3つのグループからまったく異なるプランが出てくるのがおもしろい。
元製薬メーカーのプロジェクトマネージャーだった講師の 「プロマネって、日々こういうことやってるんだよ。『戦略をたてる』って、実際にやってみると大変でしょ?」 という言葉には、ものすごい重みと説得力がある。
「経営会議の日は決まってて、それを過ぎるとどんなに良いプランでも0点だからね。中途半端でも出しておけば5点にはなるかもしれないよ」 と言われ、何とか時間内で整理できたものをプレゼンテーション。一応ストーリーになっているということで、評価はしてもらえたみたい。
やってみると難しくて大変だけど、おもしろい。せっかくなら、もう少し時間をかけて情報を集め、もうちょっとマトモなものを作ってみたくなる。
クライアントさんのプロマネさんたちが「この情報がほしい、あの数字がほしい」と言っている気持ち、よーくわかりました。
今日のテーマはあくまでも仮定の話だったけど、もし何らかの形でこのクスリが世に出て、適正に処方される機会が増えれば、それで健やかにすごせるようになる人が確実に増えるはず。疾患領域は違うけど、良い先生とめぐりあえたことと効うつ剤というクスリのおかげでこうして社会復帰できた私にはまるっきり他人事とは思えず、なんか研修ながらも使命感を感じてしまった。
今日はいくつか質問もできたし、この分野にもなじんできたというか、コツをつかめてきた感じ。明日は計4日間のセミナーの集大成。最後まで良いプランニングができるといいのだけど。
疲れはしたけど、こういう疲労感は心地良い。
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