遠くにみえるあの花火に
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2004年11月27日(土) お酒を飲みながら語られる言葉の

昨日、関東からわざわざ遊びに来た知人と
京都の先斗町で飲んだ。
先斗町っていうと聞こえはいいけど、
そこからちょっとはずれた所にある店。

そこにけっこう長く居座ってから、
インターホンを押して入る小さなBARに行く。
私より2つ3つ上だという女性二人がやっているBAR。
目立たないところにあるからか、先斗町という立地からか、
わりと有名人がお忍びでやってくるらしい。

たまにはこんな店もいいなぁ、と思いながら
カクテルをすする。

店を満たす音楽は、今時めずらしくドーナツ型をしたレコードで、
クリスマスソングがやわらかく流れていた。


この日のメンバーは、普段のものとは少し違っていて、
いつも電話やメールでだけやりとりをしていて、ずいぶん知った気でいる人と
でも初めての、顔合わせだった。

声だけを聞いて、あるいはメールの硬い文面だけを見て抱いていた人物像と、
実際に会ってみると、その印象はすこうし違っていて、
本当は、ぽわわんとしたところもある人なんだな、とか、
本当は、ちゃきちゃきしたところもある人なんだな、とか、
この対面によって、それぞれ一方向に偏っていたイメージが、
少しだけくくくっと公正な位置に針を戻した。

まるでオフ会みたい、と、心のうちで10回くらい思う。

勝手に膨らませていたイメージを軌道修正させながら、
少し浮かれた気分になって、「熱燗たのんでいい?」なんて、言う。

隣で焼酎をすすっている連れが、ははは、っと笑った。





で、深夜に帰宅。


今朝は二日酔いで9時ぐらいまで眠りこけ、
「朝ごはんできたよー」
という旦那の声で目をさます。



ああ、うう。





午後遅くから兄夫婦の家へ。
甥にクリスマスプレゼントを渡す。
青い毛糸の帽子をプレゼントし、さっそくかぶって見せてもらう。
か、かわいい〜。。。

かわいいねぇ。と言うと、
かーいーぃ?と自分で言う。



小一時間でおいとまし、旦那の両親と食事するため、
地下鉄に乗って大阪中心部へ。

今夜は「河豚」でした。

ぜいたくだぁ・・・と思いながら、おいしくいただく。
ものすごく頑固でこだわりをもっている料理長がいる店で、
色々と細かな約束ごとがある。

・・・7分〜8分の間隔で料理が運ばれてきます。
・・・運ばれてきた料理は、その時が一番おいしい状態です。
・・・いったんお話は中断していただいて、料理を召し上がってください。

、みたいなことが机の上の紙に書いてあり、他にもいくつか決まりごとがある。
完全予約制で、しかもその予約も、名簿登録しないことには予約できない。
いわゆる「いちげんさんお断り」なわけだ。

でも、というか、
だから、というか、料理はどれもおいしかった。
もうお腹ぱんぱん。


ひれ酒もたくさんいただいて、今夜もほろ酔いになる。



そして今、こうして日記を書いている。


あとはゆっくりと眠って、
明日もまた、朝寝坊・・・かな?




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