2004年11月27日(土) |
お酒を飲みながら語られる言葉の |
昨日、関東からわざわざ遊びに来た知人と
京都の先斗町で飲んだ。
先斗町っていうと聞こえはいいけど、
そこからちょっとはずれた所にある店。
そこにけっこう長く居座ってから、
インターホンを押して入る小さなBARに行く。
私より2つ3つ上だという女性二人がやっているBAR。
目立たないところにあるからか、先斗町という立地からか、
わりと有名人がお忍びでやってくるらしい。
たまにはこんな店もいいなぁ、と思いながら
カクテルをすする。
店を満たす音楽は、今時めずらしくドーナツ型をしたレコードで、
クリスマスソングがやわらかく流れていた。
この日のメンバーは、普段のものとは少し違っていて、
いつも電話やメールでだけやりとりをしていて、ずいぶん知った気でいる人と
でも初めての、顔合わせだった。
声だけを聞いて、あるいはメールの硬い文面だけを見て抱いていた人物像と、
実際に会ってみると、その印象はすこうし違っていて、
本当は、ぽわわんとしたところもある人なんだな、とか、
本当は、ちゃきちゃきしたところもある人なんだな、とか、
この対面によって、それぞれ一方向に偏っていたイメージが、
少しだけくくくっと公正な位置に針を戻した。
まるでオフ会みたい、と、心のうちで10回くらい思う。
勝手に膨らませていたイメージを軌道修正させながら、
少し浮かれた気分になって、「熱燗たのんでいい?」なんて、言う。
隣で焼酎をすすっている連れが、ははは、っと笑った。
*
で、深夜に帰宅。
今朝は二日酔いで9時ぐらいまで眠りこけ、
「朝ごはんできたよー」
という旦那の声で目をさます。
ああ、うう。
*
午後遅くから兄夫婦の家へ。
甥にクリスマスプレゼントを渡す。
青い毛糸の帽子をプレゼントし、さっそくかぶって見せてもらう。
か、かわいい〜。。。
かわいいねぇ。と言うと、
かーいーぃ?と自分で言う。
*
小一時間でおいとまし、旦那の両親と食事するため、
地下鉄に乗って大阪中心部へ。
今夜は「河豚」でした。
ぜいたくだぁ・・・と思いながら、おいしくいただく。
ものすごく頑固でこだわりをもっている料理長がいる店で、
色々と細かな約束ごとがある。
・・・7分〜8分の間隔で料理が運ばれてきます。
・・・運ばれてきた料理は、その時が一番おいしい状態です。
・・・いったんお話は中断していただいて、料理を召し上がってください。
、みたいなことが机の上の紙に書いてあり、他にもいくつか決まりごとがある。
完全予約制で、しかもその予約も、名簿登録しないことには予約できない。
いわゆる「いちげんさんお断り」なわけだ。
でも、というか、
だから、というか、料理はどれもおいしかった。
もうお腹ぱんぱん。
ひれ酒もたくさんいただいて、今夜もほろ酔いになる。
そして今、こうして日記を書いている。
あとはゆっくりと眠って、
明日もまた、朝寝坊・・・かな?