遠くにみえるあの花火に
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2004年12月11日(土) いつか晴れた日に

この一週間あまり、日常の出来事にかまけていました。
日記を書かない日というのは、つまりそういう日々。

朝まだ暗く、夜が明けたか明けないかくらいに家を出て、
電車の中で本を読み、日が暮れる頃に帰宅する、そんな日々。

日記を書かない代わりに、夫と多くの時間を過ごしました。
夕食後から就寝までのささやかな時間。
一緒に借りてきたDVDを見たり、
はたまた火曜サスペンスやら金曜ロードショーやらを観ました。
ふたりともくたくたで、ぼんやりした時間を共有する。

『SENSE AND SENSIBILITY』という映画は、
1995年に作られた映画で、監督はアン・リー、主演がエマ・トンプソン。

舞台は19世紀のイギリスで、父を亡くし、財産と屋敷を失った姉妹の、
恋愛模様が描かれている。
姉は慎み深く現実的で、妹は情熱的で奔放。
対照的なふたりの、波乱万丈な恋愛がさわやかで温かい。

その映画を、くたくたでうとうとしている夫と二日に分けて観ました。
なんとなく、いい映画だねぇと、ほっこりするような物語。

いつか晴れた日に、というのは、この映画の副題。
いつか晴れた日に幸福というものが舞い降りる、
そんなハッピーエンディング・ストーリー。



この一週間の間、本もいくつか読み終え、いくつか新たに読み始めました。

村上春樹の『遠い太鼓』と瀬尾まいこさんの『天国はまだ遠く』を読了。
今は、村上春樹さんの『東京するめクラブ 地球のはぐれかた』と
宮部みゆきさんの『蒲生邸事件』に手をつけている。




師走。

教師だけでなく、日本の隅っこで生活する、
私みたいなちっぽけな存在も、また、走っています。

時節柄、ご自愛くださいますよう・・・。


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