遠くにみえるあの花火に
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2005年07月24日(日) 井上荒野「だりや荘」読了。

久しぶりに落ち着いて日記を書くような気がする。


今日はパステル画の日。
浴衣の女性の、顔の部分を重点的に描く。
つるっと丸い、かわいらしい顔の美人。
はじめの頃より少しは上達したかなーと思うけど、
やっぱり人間らしく描くのって難しい。
まんがっぽい顔になってしまう。


終わってから買い物。
父と母の洋服をまとめ買いする。







新しい洗濯機を買った。
今まで使っていたものは脱水のたびのものすごい音をたてて揺れ、
たぶんネジの一本や二本は取れていたのだと思うのだけど、
洗濯機があまりの揺れに耐えきれず横に倒れそうな程。
(そうなる度に一時停止をして洗濯物のかたよりを直したりしていた)

で、急に梅雨があけてかんかん照りの日がつづくので、
毎週末ごとに、うれしげにシーツを洗っている。
これだけ天気がいいと乾くのもあっという間なので
どんどん洗濯できて気持ちがいい。



このあいだ、ある人が「夏は短い」と言っていた。
言われるまで、そんな風に思ったことがなかったのだけど、
その人は「寒い季節って長いやん。
「11、12、1、2、3・・・4月でもまだ寒い時があるし。」と言っていた。
そういえば、本当に暑いのは7月中ごろから9月中ごろくらいだろうか。
まあ、6月でも暑いですが。。。



夏。
もっと楽しまなくてはなーと思う。


夏のいいところは、お天気が良いところ。
日が長いところ。
そうめんをおいしく食べられるところ。


来月には短い旅行に行きます。
とても楽しみ。







井上荒野さんの「だりや荘」読了。
とてもおもしろかった。
この人の小説は以前に「もう切るわ」を読んで以来だけど、
男の人がなんだかずるく、妙にモテるところが共通してる。
結構せつない話だった。
ああ、やっぱり。ああ、どうして。と、いちいち主人公である二人の姉妹に
同情にも似たため息をつかされてしまった。
やっぱり、うまいなぁと思う。
江國さんの小説が好きな人なら、きっと好きになると思う。


交通事故で死んだ両親が残したペンション「だりや荘」。
二人の夢を引き継ぐため、妹は東京を引き払い夫とともに信州のこの地へやってきた。
そこには、はかなく美しい姉が一人で住んでいた。
親の庇護を失った姉を、妹夫婦はやさしく受け入れる。
それが、たとえ他人には理解できないかたちであろうと・・・。

―「帯より」―







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