鮎見時子の日記
DiaryINDEXpastwill


2004年08月16日(月) お金、お金、お金

モノポリーゲームをやったことがあるだろうか
土地をかって家をたてたり鉄道会社をかったりして升目に止まったら
収入になり自分以外を破産に追い込むボードゲームだ

一時ファミコンではまったけど
いまのマネールールって実際モノポリーだなーと
ほんと思う

最初は平等のサラリーからはじまるだけ
モノポリーの方が現実よりましかもしれない

ある程度資産をもってしまうとよほどでないと負けないし
貧乏になってしまうと逆転はかなり無理

実際1000万、1億の借金があってもお金回せる人は回して
生きていけるけど
30万だって払えなくて立て直せない人は立て直せない

人が平等に生まれてるなんて真っ赤な嘘もいいところ


私は30万でも払えない階層に生きている

特別お金も物も欲がないんで生きていけばいいんだけど

でも不公平、不平等の現実だけは社会正義として腹をたてたい

先日も母の知り合いの夫がリストラから立ち直れず自殺した

あるいは、
バブルのころに家をかった友達が支払いに詰まって
生きるか死ぬかだ。


そういう人生を自己責任でだけ反面教師にするのは嫌だし
ちがうと思う。

今期の国会なんと
障害者年金からも年金負担させようとしている

今更散々天下り先確保のためにつくった投資関連会社が
何兆円もいままでのストックを捨てたのにその責任も
問わないでだ


みんながすべてまじめに生きて支えてるかは疑問だけど
基本は子どものうちは大事に保護され、
そして働いて支えあう青年を生きて
老後は誰かの助けがいる

ひとの人生のサイクルはひとりでは成り立たないわけで・・

といっても
老人期がやたらと長くなったのは近年で
楽しい老後の保障制度は試行錯誤これからってところでしょう

老人虐待に光があたりだしたのが
子ども虐待、20年あとでDVそしてそのあと20年あとの190年代後半で
世界人権会議。

先進国では老人虐待は社会保障の届きにくい貧困層の問題だと・・
ちなみに其れは嘘でしょうね

日本でかつて子ども虐待は北米ほど深刻でないといってた並
30年ってつまり2020年が近づくころやっと
本当をみるんだろうな・・・

介護を家族特に嫁に押し付けてきた日本のほうが
先進国としては破綻が早く見え制度整備も早いかも・・

といってもどうもいままで嫁がただで支えたことに
福祉予算かけたくないのはみえみえで
ヘルパーの介護技術は施設職員よりかなり低い場合多いらしい
(それでもあたりまえ雇用の保証が全然違うから・・と私は思うし
結局技術は現場で習うものでいきない在宅からはじめても習いようがない
当たり前かと・・)

施設と自宅介護の昼間でグループホームが沢山できいてきていたんだけど
どうも地方財源圧迫で制限しようと考えてるようだし

老後の保障もお金がないと選べない・・
貧乏人の先はほんとに暗い・・



鮎見時子 |MAIL

My追加